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家具コンプリート エニグマカバー カスタムパーツ ペイントカラー 表示されているのよりも、早い時期に入手できた方は、編集orコメントお願いします。 家具 名称 対象 場所 値段 入手時期 カゲマル貯金箱 ティオ IBC・エントランス《IBCカウンター》 500 第1章~ コンフォートチェア ワジ カジノハウス《バルカ》 400枚 第1章~ 瀟洒な姿見 エリィ 西通り・《タリーズ商店》 500 第1章~ 変なクッション キーア 東通り・《工芸屋クロンク》 100 第1章~ ミニサンドバック ロイド マインツ・雑貨店 500 第1章2日目~ トリスタン号 ロイド カジノハウス《バルカ》 2000枚 第2章~ レース用フラッグ ノエル アルモリカ村・雑貨店 500 第2章~ ミニ・アクアリウム ワジ ボート小屋(釣公師団・クロスベル支部) 5000 第2章~ ポムクッション キーア ウルスラ医科大学のビュッフェ《レクチェ》 500 第2章~ ZWEI2ペンギン キーア ジオフロントB区画から西通りに出た所にある宝箱 ― 第2章2日目~ サーフボード ランディ 休憩所の売店 500 インターミッション 黒テディベア キーア 休憩所の売店 1000 インターミッション ジュークボックス ランディ カジノハウス《バルカ》 2000枚 第3章~ ミニベロ自転車 ノエル 西通り・《タリーズ商店》 5000 第3章~ オルゴール エリィ 裏通り・《イメルダ》 5000 第3章~ にがとまとにあん キーア 旧市街・交換屋ナインヴァリ ビターバーガー3個 第3章 みーしぇぐるみ ティオ 支援要請「テーマパークのアルバイト」 ― 第3章2日目 コンプリート キャラ 家具 備考 ロイド ミニサンドバック、トリスタン号 コンプリート時、キーアとのイベント発生 ランディ サーフボード、ジュークボックス コンプリート時、ロイドとのイベント発生 ワジ コンフォートチェア、ミニ・アクアリウム エリィ 瀟洒な姿見、オルゴール ティオ カゲマル貯金箱、みーしぇぐるみ ノエル レース用フラッグ、ミニベロ自転車 キーア 変なクッション、ポムクッション、ZWEI2ペンギン黒テディベア、にがとまとにあん コンプリート時、支援課一同とのイベント発生 ※家具の設置は第4章1日目までに行なう必要がある。 ※第3章1日目でキーアの家具はコンプリート可能だが、その日には設置できない。 (キーアが市外に行っているため?)翌日の2日目に設置可能。 ※第3章1日目でロイドの家具をコンプリートした場合、その日はイベントが発生しない。 (キーアが市外に行っているため?)翌日以降にロイドの部屋に入るとイベントが発生する。 ※第3章4日目にキーアのコンプリートイベントを起こすと、いないはずの人が会話に入ってくるバグあり。 ※オルゴールとジュークボックスは設置後に調べることでBGMを聴くことができる。 エニグマカバー 前作でカバーを交換したデータを引き継いだ場合、そのカバーを最初からつけている。 一度交換したカバーをつける場合は無料。 名称 対象 場所 値段 入手時期 備考 CPD(ロイド) ロイド オーバルストア《ゲンテン》 0 第1章~ 初期 ブルーシェリフ オーバルストア《ゲンテン》 1000 第1章~ 引継ぎ可能 ハウリングウルフ オーバルストア《ゲンテン》 1000 第1章~ CPD(エリィ) エリィ オーバルストア《ゲンテン》 0 第1章~ 初期 ピースグリーン オーバルストア《ゲンテン》 1000 第1章~ 引継ぎ可能 スプリングバード オーバルストア《ゲンテン》 1000 第1章~ CPD(ティオ) ティオ オーバルストア《ゲンテン》 0 第2章3日目~ 初期 ブラックキャット オーバルストア《ゲンテン》 1000 第2章3日目~ 引継ぎ可能 シャドーサークル オーバルストア《ゲンテン》 1000 第2章3日目~ CPD(ランディ) ランディ オーバルストア《ゲンテン》 0 第2章~ 初期 デンジャーオレンジ オーバルストア《ゲンテン》 1000 第2章~ 引継ぎ可能 ミッドナイトキス オーバルストア《ゲンテン》 1000 第2章~ CGF(ノエル) ノエル オーバルストア《ゲンテン》 0 第1章~ 初期 リバティーロード オーバルストア《ゲンテン》 1000 第1章~ ホワイトクリード ワジ オーバルストア《ゲンテン》 0 第1章~ 初期 クレストフェイス オーバルストア《ゲンテン》 1000 第1章~ カスタムパーツ 名称 場所 値段 入手時期 備考 HPチャージャー オーバルストア《ゲンテン》 100 第2章~ HP全回復 EPチャージャー オーバルストア《ゲンテン》 1000 第2章~(HPチャージャーを装着後) EP全回復 CPチャージャー オーバルストア《ゲンテン》 10000 第2章~(EPチャージャーを装着後) CP+200 オーバーフェンダー オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~ サイドステップ オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~ リアスボイラー オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~ フロントバンパー オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~ パトランプ オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~ 強化ホイール オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~ ※HP・EP・CPチャージャーを全て車に装備すると、車が高級ホテル並みになる。 ペイントカラー 色 場所 値段 入手時期 スカイカラー ハロルド一家自宅(ヘイワース宅) - 第1章2日目~ チャームカラー マインツ鉱山内 - 第1章2日目~ CPDカラー オーバルストア《ゲンテン》 500 第2章~ みっしぃカラー オーバルストア《ゲンテン》 2000 第2章~(HPチャージャーを装着後) ペインカラーE オーバルストア《ゲンテン》 10000 第2章~(EPチャージャーを装着後) ペインカラーT オーバルストア《ゲンテン》 10000 第2章~(EPチャージャーを装着後) ノーブルカラー アルカンシェル衣装室 - 第2章~ ガードカラー タングラム門食堂内 - 第2章~ ポップカラー アルモリカ村民宿2Fの部屋 - 第2章~ シャインカラー クロスベル駅 - 第2章2日目~第3章1日目 ワイルドカラー IBC16F・総裁室 - 第2章3日目:「消えたコレクションの捜索」中のみ クールカラー オルキスタワー1F - 第2章3日目、終章 ディープカラー 住宅街民家 - 第3章2日目:「誤配荷物の再配送」完了後 零evoカーA [vita版限定] - 第1章2日目~ 零evoカーB [vita版限定] - 第1章2日目~ キャラカラーL(ロイド) [vita版限定] - 第1章2日目~ キャラカラーE [vita版限定] - 第1章2日目~ キャラカラーR [vita版限定] - 第1章2日目~ キャラカラーT [vita版限定] - 第1章2日目~ ペインカラーN [vita版限定] - 第1章2日目~ ペインカラーL(ワジ) [vita版限定] - 第1章2日目~ Fラジオカラー [vita版限定] - 第1章2日目~ MWLカラー [vita版限定] - 第1章2日目~ ※vita版限定カラーは、カスタマイズ可能になった時点で所持している(引き継ぎの有無は関係ない模様)。 一覧の下の方から選択できる。 零evoカーはAがロイドとエリィ、Bがランディとティオのキャラが描かれている 三章二日目 「ディープカラー」 誤配送クエ後住宅街民家 -- 名無しさん (2011-10-01 22 21 41) オルゴール イメルダで5000で販売 エリィ用 -- 名無しさん (2011-10-02 00 33 30) ミシュラム休憩所の家具はインターミッション時しか不可かな -- 名無しさん (2011-10-02 17 34 15) 三章二日目 テーマパークのアルバイトにてティオの家具 -- 名無しさん (2011-10-02 19 21 17) ペイントカラーの順番をゲーム内の記述順に直してもいいですかね? -- 名無しさん (2011-10-02 19 38 34) キーア家具「にがとまとにあん」→旧市街ナインヴァリでビターバーガー5個と交換 -- 名無しさん (2011-10-02 21 15 16) ビターバーガー3個だったよ -- 名無しさん (2011-10-02 21 20 17) 三章二日目 テーマパークのアルバイト後、みーしぇぐるみ ティオ用家具入手 -- 名無しさん (2011-10-03 08 58 27) キーアコンプで危険なイベントあります -- 名無しさん (2011-10-03 10 58 39) 今3章の二日目なんですがワイルドカラー手に入れることは可能ですか? -- 名無しさん (2011-10-03 22 21 13) 総裁室に行けるのは怪盗Bの依頼中のみ? -- 名無しさん (2011-10-04 09 38 48) おそらくそう -- 名無しさん (2011-10-04 12 20 35) ディープカラーは誤配送クエクリア直後じゃないと無理なの?クエストクリアして次の章で取りに行くとかは不可能なんですか!? -- 名無しさん (2011-10-04 17 10 52) 結局ペイントカラー上記以外の見つからなかった 二週目限定とかなのかな -- 名無しさん (2011-10-04 17 13 05) ペイントカラーではなくペインカラーでは? -- 覆面 (2011-10-04 20 21 21) ディープカラーがある家は、次の章でぶっ壊れて入れないかったと思う。入手時期が短いのと長いのがあるので、期間限定のは取りのがすと・・・ -- 名無しさん (2011-10-04 20 26 17) 総裁室あれっきりかよ・・・導力車オプションの実績が・・・ -- 名無しさん (2011-10-05 00 16 38) ミニ・アクアリウムボート小屋に売ってないけど、2章じゃないと無理なのか? -- 名無しさん (2011-10-06 00 59 26) ↑小屋の幻獣倒したら、また売られる。 -- 名無しさん (2011-10-06 23 45 38) 4章2日目 ランディのジュークボックス入手して部屋に行ったけど設置イベント発生せず・・・これはもう手遅れってことか?>< -- 名無しさん (2011-10-07 07 08 41) トリスタン号、PSPでツヴァイⅡ発売のフラグなのか? -- 名無しさん (2011-10-08 00 26 08) インターミッション時に買ったキーアの黒デディベア、3章に入って置きに行ったがイベント起きねえ・・・何故? -- 名無しさん (2011-10-08 05 25 43) ↑3章2日目になれば置けるようになるよ -- 名無しさん (2011-10-08 05 55 14) 1章以降でチャームカラーの入手って可能でしょうか?町長の話聞いた後速攻で旧鉱山ダイブしてしまった… -- 名無しさん (2011-10-08 11 30 01) ディープカラーは誤配送クエ終了~2日目終了限定。3日目以降は家に入れないので取り逃し注意。 -- 名無しさん (2011-10-09 10 08 48) 「サーフボード」「黒テディベア」「みーしぇぐるみ」あたりって入手タイミング結構シビアだなあ…取り逃すと… -- 名無しさん (2011-10-09 10 58 21) エリィの「オルゴール」の曲…。なんてこったい。 -- 名無しさん (2011-10-10 01 45 16) チャームカラーは鉱山が開いていればいつでもOK -- 名無しさん (2011-10-10 02 24 31) オルゴールの曲が何なん? -- 名無しさん (2011-10-10 20 15 06) トリスタン号といいペンギンといい、ZWEI2移植フラグを感じずにはいられない・・・まさかZWEI3とか? -- 名無しさん (2011-10-10 20 46 45) オルゴール曲~英伝3の白き魔女の「小さな英雄」のアレンジor「冬の到来」の後半。 -- 名無しさん (2011-10-10 22 29 37) みっしぃカラーは二章・HPチャージャーを装着後だと思います。 -- シリウス (2011-10-12 17 59 03) ペインカラーEとTは二章・EPチャージャーを装着後だと思います。 -- シリウス (2011-10-12 18 00 47) それぞれEPチャージャー、CPチャージャーと同時に出現したので・・・ -- シリウス (2011-10-12 18 02 30) ついでに言うと、英雄伝説3にはエリィの買ったオルゴールと同じ曲が流れるクリス(あるいはクリスの母)のオルゴールという物がある。 -- 名無しさん (2011-10-15 15 14 13) ティオの2つ目のエニグマカバー名はシャドーサークルです -- 名無しさん (2011-10-15 18 47 14) 終章でティオのみーしぇぐるみを所持しているのですが、設置できません -- 名無しさん (2011-10-16 22 10 19) 家具設置は4章1日目までしか無理っぽい。終章だけどショップから家具が消えてる。 -- 名無しさん (2011-10-17 15 16 22) ジュークボックスの曲、何だっけ・・・思い出しそうなんだが・・・ -- 名無しさん (2011-10-18 01 04 48) 動力車は、自治州地図から特務支援課ガレージへ自動操縦で移動できるのは常識? -- 名無しさん (2011-10-19 20 13 59) ↑説明書に書いてありますけど? -- 名無しさん (2011-10-19 20 19 32) シャインカラーのあるクロスベル駅入れるのって2章まで?三章と四章のセーブで入ろうとしても入れず。 -- 名無しさん (2011-10-20 01 35 13) シャインカラーも期間限定、2章2日目〜3章1日目。 -- 名無しさん (2011-10-20 01 47 14) ↑*5 ジュークボックスの曲はイース、ダームの塔BGM。 -- 名無しさん (2011-10-22 22 33 41) 3章1日目にロイドの家具全部置いたがキーアとのイベント起こらなかった -- 名無しさん (2011-10-23 16 35 35) 3章のストーリー攻略のコメント欄みてこい -- 名無しさん (2011-10-23 22 42 36) シャインカラー 二章二日目のみ 三章一日目では取れず -- 名無しさん (2011-10-24 17 44 17) ↑3章1日目は駅に入れて車雑誌もおいてあるけど、調べてもカラーは取れないのか? -- 名無しさん (2011-10-24 18 07 55) 3章2日目でも列車事故の発生後なら駅に入れることを確認、車雑誌も置いてあった。 -- 名無しさん (2011-10-25 02 56 21) シャインカラーって終章のキリカたちに会いに行くイベントの時でも取れるね -- 名無しさん (2011-11-13 17 17 21) いつのまにか家具カバー車改造の実績が0%になってた…復活しないのかこれ? -- 名無しさん (2011-11-30 21 23 42) 前作から疑問だったのですが、ロイドの家具は絆値には無関係ですか? -- 名無しさん (2012-01-05 22 48 17) 今更すぎるけど、ペイントカラーのEはエリィ、Tはティオの痛車カラーです -- 名無しさん (2012-02-06 04 16 05) 黒テディベアとサーフボード買うの忘れた・・・何とか入手できないですかね? -- 幻想殺し (2012-03-23 11 15 24) 家具及びカバーを全て揃えたんだが、インテリアコレクターの実績解除できず。貯金箱を設置後に再び買ってしまったんだが、これが原因だろうか? -- 名無しさん (2012-04-04 23 50 03) ↑関係ありませんよ。入手し忘れているものがあるだけかと。 -- 名無しさん (2012-04-20 17 05 45) 家具とカバー、私も全て揃えてイベントも見たけど実績解放されず。何故か達成率も0.0%に 。ダブって持ってる物もないです。謎 -- 名無しさん (2012-04-23 05 04 51) いまさら気が付いたが、ペインカラー=痛車 かw -- 名無しさん (2012-05-30 19 23 39) 工芸屋クロンクはどこにあるんですか -- 名無しさん (2012-06-13 16 34 54) シャインカラー第3章2日目でも取れるね。 -- YOYO (2012-08-16 00 27 18) ハロルドの家にてスカイカラーゲット -- 名無しさん (2013-07-24 16 57 18) シャインカラー終章ホームに降りるまで椅子に置いてあり取得できました -- 名無しさん (2014-04-10 21 34 14) 2章3日目にICBで貯金箱買おうと思ったら買えなかった -- 名無しさん (2014-06-17 16 46 30) すいません買えました -- 名無しさん (2014-06-17 16 49 48) 鉱山内のチャームカラーって何処にあるんですか? -- 名無しさん (2014-06-28 02 16 06) ↑旧鉱山じゃなくて町の中からいける鉱山の奥のほうに -- 名無しさん (2014-06-29 12 32 53) Evo版のクールカラーの下はなんでしょう、全部取って来てるはずなんですが・・・ -- 名無しさん (2014-07-02 18 51 58) クールカラーの下はガードカラーやね -- 名無しさん (2014-07-16 00 27 48) 名前 コメント
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呼称:Stealth(ステルス、透明) 人物 男性 大学生 アルバイター かなり達筆 ダーツバー通い ビッチ 実況の特徴 バイト先の愚痴など、トークプレイが中心の実況で、ニヤニヤな場面でもトークをしている。 話すことがない時はアテレコをする。そこそこうまい。 聞き取りやすい声でしゃべる。 動画 つられて喋りながらのバイオハザード4 TAO平凡プレイ 【完結・削除】 つられて喋りながらのバイオハザード4 ATS平凡プレイ 【完結・削除】 しゃべりながらのゼルダの伝説ムジュラの仮面 平凡プレイ 【完結】 ちょっと毒舌英雄伝説Ⅵ空の軌跡FCトークプレイ 【完結】 ちょっと毒舌英雄伝説Ⅵ空の軌跡SCトークプレイ ブログ ぶたをすませば 名前 コメント
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他のキャラ補正 ロイドは15%加算ランディは25%加算ティオはこの数の85%になります。 サブキャラ 銀とヨシュア5%増ワジとエステル10%増ノエル ロイドと同じ ダドリー エリィと同じ ノエルとダドリーは蒼の軌跡に入ると補正が変更になり、ノエルは7.5%増、ダドリーは20%増になります。
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登録日:2015/11/18 (水曜日) 02 49 22 更新日:2024/05/23 Thu 11 36 52NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 漢 オスヴァルト・フォン・ミュンツァー 中将 司法尚書 宰相 弁護士 弾劾者ミュンツァー 故人 空気を読まない男 貴族 軍人 銀河帝国 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説登場人物項目 銀英伝 検察官は言われる。被告には帝国軍撤退の全責任がある、と。 しかし被告は総司令官にあらず、一介の参謀である。 検察官は言われる。被告は勝利のための作戦をたてなかった、と。 しかし被告は参謀長にあらず、一介の参謀である。 検察官は言われる。被告は補給物資を横流しして味方を害した、と。 しかし被告は主計官にあらず、一介の参謀である。 検察官は言われる。被告は味方の通信を妨害し、ために戦況は味方の不利になった、と。 しかし被告は通信監にあらず、一介の参謀である。 一介の参謀! たかだか一介の参謀が、遠征軍の総指揮、作戦、補給、通信の各分野にわたって 最高度の権限を有するなどということがありえようか。 ありえるとすれば、それは一個人に権限を集中させた組織それ自体の罪である。 組織の罪でないとすれば、一個人の無法な跋扈を放任した各分野の責任者の罪である。 被告の罪を責めるなら、同時に、彼らの罪も問われなければならぬ。 被告の弁護人たる本職、帝国軍中将オスヴァルト・フォン・ミュンツァーは、 軍と法廷の真の威信を守るためにも、被告の無罪を主張する。 明らかに、被告は、彼自身の物にあらざる罪のために不当な裁きを受けていると確信する故にである… オスヴァルト・フォン・ミュンツァーは、銀河英雄伝説の歴史上の人物。 ■[弾劾者ミュンツァー]■ ゴールデンバウム王朝銀河帝国と自由惑星同盟との間に行われた初の軍事衝突である「ダゴン星域会戦」は、帝国軍の完全敗北に終わった。 総司令官であるヘルベルト大公は、時の皇帝フリードリヒ3世の三男であったため、敗戦の責任を問うことが出来ず、その不名誉を一身に背負わされたのは、彼の補佐役であったゴットフリート・フォン・インゴルシュタット中将だった。 その軍法会議においてインゴルシュタットの弁護人を任じられたのがオスヴァルト・フォン・ミュンツァーである。 軍部がミュンツァーを弁護人に任命した理由は唯一つ、インゴルシュタットと十年来の不仲であったから、であった。 だが、軍部の予想に反してミュンツァーは全力でインゴルシュタットを弁護した。 上記のセリフは軍法会議における彼の最終弁論である。 秘密裁判であったにもかかわらず、この最終弁論は外部のものにひそかに伝わり、彼は以後「弾劾者ミュンツァー」と呼ばれるようになった。 結局、このミュンツァーの奮闘は報いられることはなく、軍法会議はインゴルシュタットに対して死刑を判決する。 この判決を聴いたインゴルシュタットは、最後にミュンツァーに一礼した後、一切取り乱すことなく粛然と刑に服した。 ■[司法尚書ミュンツァー]■ 裁判後、ミュンツァーは帝都防衛司令部参事官から辺境の警備管区司令官に左遷され、さらに予備役に編入された。 だが、フリードリヒ3世(敗軍帝) の死後、二人の皇帝を経てマクシミリアン・ヨーゼフ2世(晴眼帝)が即位すると、その人物を見込まれ司法尚書に抜擢される。 ミュンツァーが持論とする「距離の暴虐」論を容れた皇帝は、自由惑星同盟への侵攻計画を破棄。 永年にわたって緩みきっていた綱紀を粛正し。劣悪遺伝子排除法という遺伝性の病気を持つ者を安楽死させる悪法を有名無実化するなど、内政に力を注ぎ。政治の腐敗とダゴン星域会戦の敗戦によって傾きかけていたゴールデンバウム朝銀河帝国を立て直した。 ゴールデンバウム王朝中興の祖となったマクシミリアン・ヨーゼフ2世の後を継いだコルネリアス1世の時代にも、ミュンツァーは引き続き司法尚書として用いられた。 が、内政面では先帝の方針を引き継いだコルネリアス1世だったが、外政においては先帝とは意見を異にしており、自由惑星同盟の征服を目論んだ彼は、同盟領に対してゴールデンバウム王朝史上唯一の親征を企てる。 それに反対したミュンツァーは、聞き入れられないと分かると自ら職を辞し下野した。 先帝からのこの名臣の引退に対して、コルネリアス1世は彼に元帥の称号を与えることで報いようとするが、ミュンツァーはこれを固辞。そのまま政界を引退した。 ■[その後]■ コルネリアス1世の軍勢は、ダゴン星域会戦の勝利に驕る同盟軍を二度にわたって敗走させ、一時は首都ハイネセンに迫るも、帝都で発生した宮廷クーデターによって撤退を余儀なくされる。 以後、ゴールデンバウム朝銀河帝国と自由惑星同盟の宇宙の覇権を巡る戦いは、ラインハルト・フォン・ローエングラムの登場によってその幕が閉じられるまで、130年もの長きにわたり続いていくのであった。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんでまたミュンツァーw謎の充実ぶりを示していく銀英伝関連ですな・・・・。いかにも田中芳樹らしい中国の清廉な儒教的士大夫って感じがスキ。 -- 名無しさん (2015-11-18 09 53 17) 晴眼帝はゴールデンバウム朝の最悪の時に現れた最高の為政者であったなぁ。そういう人物であればこそミュンツァー然りジークリンデという人材が集まってくるのだろうな -- 名無しさん (2015-11-21 19 44 44) 晴眼帝がいなければこの時点でゴールデンバウム王朝は終わってたよな -- 名無しさん (2015-11-21 21 45 56) ↑2後を継いだコルネリアス1世も十分名君と言えるレベルだしな。遠征中首都でクーデターが起こらなければこの時点で銀河統一は達成されてただろうし -- 名無しさん (2015-11-22 06 12 33) 欠点の元帥号の乱発も流血帝とか歴史上の暴君に比べれば可愛いもんだ。 -- 名無しさん (2015-11-22 06 15 26) ゴールデンバウム王朝は暗君も多いけど何気に名君も多いよな -- 名無しさん (2015-11-22 20 30 09) フォークはたかだか一介の参謀が、遠征軍の総指揮、作戦、補給、通信の各分野にわたって最高度の権限を有するなどということがありえることを証明したな。少なくともグリーンヒルよりは上のようだ。 -- 名無しさん (2016-08-05 20 30 31) まあフォークを見ると本当に一介の参謀ごときがこれやらかしたら断罪しないと許しがたいってなるわな。この件に関しては濡れ衣だけど -- 名無しさん (2016-08-05 21 23 03) ミュンツァー「それは一個人に権限を集中させた組織それ自体の罪である。組織の罪でないとすれば、一個人の無法な跋扈を放任した各分野の責任者の罪である。」 -- 名無しさん (2016-11-16 16 35 14) まあフォークみたいなのが出世してる時点で自由惑星同盟はもうどうしようもなくなってたな -- 名無しさん (2016-11-16 23 43 57) それは上位視点を持てる読者だからこその意見。その世界の人間は全てを知る事が出来ない中でやれる事をやってるだけ。 -- 名無しさん (2016-11-17 06 49 22) 本編の時代ではとっくの昔に死んでて本人は一切出てこない歴史上の人物なのに無茶苦茶キャラが立ってるんだよね -- 名無しさん (2018-09-23 19 00 43) オーベルシュタインとは逆で良い意味での正論を言う奴は嫌われるパターンかな。ミュンツァーの弁論を叩きつけられた方は逆ギレして追放するのも当然か。 -- 名無しさん (2022-08-22 15 52 06) 裁判は完全に予定調和の作業としてやっているだけだから、逆切れすることではなさそうな。左遷も単純に作業の一つに加わっただけだと思う。人事担当者は余計な仕事増やしやがってと逆切れしたかもしれんが。 -- 名無しさん (2022-10-28 20 27 17) コルネリアス1世の親征時のクーデターは裏で地球教やフェザーンが糸を引いてそう -- 名無しさん (2022-10-28 20 30 27) ↑3 弁論に関しては、「お前は正論ぶつけて満足かもしれないがじゃあ軍部全体としてヘルベルト公断罪まで突き進む覚悟がお前にあるのかよ」的な感じかと(内心同意であることは秘密法廷にもかかわらずみんなに知れ渡ってることでもあきらかだが、被告ですら空気読んでるところであれはやりすぎ。検察官だってやりたくてやってるわけじゃない、多分)。親征反対に関しては……まあミュンツァーが恩義あるのは先代に対してだし、コルネリアス帝にしても自分で司法尚書につけたわけじゃない「元老的な口うるさいご意見番」みたいなものだから、意見が合わずどちらも折れないのは仕方ない。 -- 名無しさん (2023-07-30 15 45 01) 名前 コメント
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大崎政範 Masanori Osaki 参加作品 タイトル 担当 備考 2008-09-25 ツヴァイ2 Music and Sounds / Sound Team jdk 2009-09-17 イースSEVEN MUSIC AND SOUNDS / SOUND TEAM JDK 2010-04-22 イース フェルガナの誓い(PSP版) Music and Sounds / Sound Team jdk 2010-07-29 イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ Music and Sounds / Sound Team jdk 2010-09-30 英雄伝説 零の軌跡 Music and Sounds / Sound Team jdk 担当曲(jdk内部番号順) タイトル 担当曲 備考 2008-09-25 ツヴァイ2 (不明) 2009-09-17 イースSEVEN INNOCENT PRIMEVAL BREAKER 外注編曲(神藤由東大) ORAL TRADITION GREAT TREE (SHANNOA) AN ASSAULT ALTAGO RING CROSSING RAGE! SECOND DEFIANCE A SUNBAKED THROB THE SACRED WIND VENGEANCE OF ISKA LEGEND OF THE FIVE GREAT DRAGONS SCIAS ANCIENT DISPUTATION LET TOMORROW TAKE CARE 2010-07-29 イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ D.A.Y./BREAK 外注編曲(神藤由東大) Twilight Wanderers 外注編曲(神藤由東大) (ほかの曲は不明) 2010-09-30 英雄伝説 零の軌跡 way of life 外注編曲(神藤由東大) C.S.P.D. -クロスベル警察- Terminal Room Intense Chase Underground Kids Formidable Enemy 想い破れて・・・ 黒の競売会 During Mission Accomplishment Inevitable Struggle 揺るぎない強さ 踏み出す勇気 Arrival Existence それぞれの明日 新しき日々~予兆 2011-09-29 英雄伝説 碧の軌跡※退社したのでスタッフロールから除外 オルキスタワー ささやかな晩餐 Destruction Impulse Miss You 星降る夜に 予定外の奇蹟 外注編曲(神藤由東大) 本当の絆 2012-07-26 那由多の軌跡※退社したのでスタッフロールから除外 魔法(アーツ)の力を取り戻せ! アストロラーベ 狂乱の大洞穴 白き灰の試練 2014-09-25 英雄伝説 閃の軌跡II※退社したのでスタッフロールから除外 Take The Windward! 静かな決意
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カルバード共和国 Republic of Calvard 基本情報 カルバード共和国 Republic of Calvard カルバード共和国の位置黄緑色は係争地のクロスベル州 略名 共和国、カルバード 国章 三つ葉のクローブ 国歌 ホワイトクローブの誓い 位置 ゼムリア大陸西部及び中央部 首都 首都イーディス 政府 元首 カルバード共和国第22代大統領サミュエル・ロックスミス(1196-1207)第23代大統領ロイ・グラムハート(1207-) 代表 - 建国 七耀暦1100年 登場作品 【空】FC・SC・3rd【零】【碧】【閃】I・II・III・IV【創】【黎】【暁】 関連組織 カルバード共和国軍 黒月 ヴェルヌ社 カルバード共和国(-きょうわこく、Republic of Calvard)はゼムリア大陸西部及び中央部に位置する共和制国家である。 大陸最大規模の国土と人口を有する大国であり、大陸西部においてはエレボニア帝国と並び二大国として国際的に認識されている。空の軌跡FCより登場し、カルバード共和国編である黎の軌跡では物語の舞台となった。 -目次- 名称 歴史 地理 政治 地方行政区分 経済 交通 国民 宗教 教育 文化 カルバード共和国に関係のあるキャラクター このページに登録されているタグ 名称 「革命によって、王政を打ち倒して成立した共和制国家」という成り立ちから、現実のフランス共和国をモチーフにしていることが作中各所(地名や固有名詞におけるフランス語)で窺える他、政治的・文化的な背景では「移民を受け入れて拡大した民主主義の大国」であるアメリカ合衆国的な要素も多々取り込まれている。 他にもカルバート共和国の地名や関連名称などの固有名詞には、恒星の名が用いられる事も多かった。 歴史 七耀暦以前 七耀暦以前の古代ゼムリア文明は現カルバード共和国領内でも繁栄していたと推測され、七耀暦1202年には共和国領内にて巨大な像が出土している。 七耀暦1188年頃に、共和国北西部のヴィシー郡クレイユ村近隣の巨石遺跡から、古代ゼムリア文明時代の物と思われる全高10アージュ程の像が出土。その後、七耀教会が回収した。 王政時代 中世においては王政のカルバード王国により統治されており、西方のクロスベルの地を巡って西の大国エレボニア帝国と幾度となく衝突していた。 王政時代末期、大陸東部の巨大国家神聖皇国イスカの崩壊による東方人移民の流入、エレボニア帝国のクロスベル併合、国内の大飢饉、王国の財政破綻など様々な問題から末期的状態に陥り、《カルバード民主革命》による王政の打倒へと繋がる。 七耀暦1100年5月にシーナ・ディルクとその同志らに率いられた《革命解放軍》が王国の主要都市の一つであったイーディスで決起。イーディス市街戦に勝利を収めると王国各地で革命に呼応した蜂起が発生し、同年12月に王都オラシオンが陥落。カルバード王国は滅亡した。 民主化革命による共和国成立 七輝暦1100年、民主化革命によって王政が打倒され、共和制に移行。民主国家《カルバード共和国》が建国される。 革命による建国前後の時代、革命勢力(後の共和国政府)によって数々の非合法的な活動や工作が行われた事が知られている。 民主化運動の影の功労者に大陸を動かした女性著名人として名高いシーナ・ディルクという人物がいる。 また王政時代後半より徐々に国内に増え始めた、カルバードの更に東側であるゼムリア大陸東部からの移民である東方人の勢力が革命に大きな役割を果たした。 革命直後、エレボニア帝国の貴族領邦軍の侵攻を受ける。恐らく王政を打破した革命勢力に対して武力による干渉戦争を起こしたものと推測される。 1100年代初頭、新体制による社会改革によって国力を飛躍的に増大させた共和国は、エレボニア帝国統治下のクロスベル州の領有権を主張し、帝国との間に全面戦争が勃発。 1134年、共和国と帝国の両国の政治的妥協による合意の下、係争地であったクロスベルは両国の共同委託統治の自治州化。両国を宗主国としたクロスベル自治州の発足。 以後、エレボニア帝国との間に全面戦争こそ発生はしなかったが、小規模な武力衝突は度々発生した。 《導力革命》後 共和国における導力革命は、導力革命の父であるクロード・エプスタイン博士の三高弟の一人ラトーヤ・ハミルトン博士を中心に工学都市バーゼルから始まった。中世からの伝統的な学術機関であったバーゼル理科大学とバーゼル市の工房職人らによって後に共和国最大の企業にして導力器メーカーとなるヴェルヌ社が作られる。 エプスタイン博士の主導で共和国首都イーディスに観測施設《トリオンタワー》が建設される。 1187年、共和国領海内にて客船《エテルナ号》が沈没。リベール王国の王太子、ユーディス殿下夫妻も犠牲となった。 1192年、エレボニア帝国によるリベール王国侵攻(《百日戦役》)が勃発。想定を遥かに上回る帝国軍の進軍速度によって、早期にリベールのほぼ全土が占領された為、共和国は有効な手段を講じるタイミングを失い、友好国であり事実上の同盟国であったリベールを結果的に見捨てる形となってしまう。 帝国軍に対するリベールの反抗作戦が開始された後は、共和国は様々な手段で帝国を妨害し、国際社会で帝国の侵略行為を非難声明を発表すると共に、国境沿いに共和国軍を展開させてリベール側での参戦となる軍事介入を示唆した。これらの共和国の動きは《七耀教会》や《遊撃士協会》の勧告と共に帝国側への圧力となり、講和への下地となったとされている。 (もっとも、この時点で既に帝国=リベール間では《ハーメルの悲劇》の一件の隠蔽を条件とした停戦・講和が合意されていたと思われる) 1190年代後半、カルト教団《D∴G教団》による凶悪事件が共和国内で頻発するが、政界上層部の弱みを握る教団に対して共和国政府は有効な対応に動くことはできなかった。 1196年、共和国議会共和党議員であったサミュエル・ロックスミスが共和国大統領選挙にて第22代大統領に選出。ロックスミス政権は1207年までの10年以上に渡る長期政権となった。 1198年、遊撃士協会を中心した各国の捜査機関が合同で《D∴G教団》の殲滅作戦を行う。共和国内を蝕んでいた教団は一掃される。 1199年、エレボニア帝国による帝国東部国境のガレリア要塞へ大量破壊兵器《列車砲》を配備によって、共和国=帝国間の緊張が深刻化。クロスベル自治州を挟んで両国が大規模な軍事演習を頻繁に行うなどの示威行動が活発化した。 1202年〜1203年(空の軌跡FC・SC・the 3rd) 1203年、共和国は帝国とリベールと共に三か国間の《不戦条約》を締結。帝国の列車砲配備により緊張が高まっていたクロスベル問題は一時沈静化した。(空の軌跡SC 第3章) 1204年(零の軌跡・碧の軌跡・閃の軌跡・II) 1204年6月、エレボニア帝国との係争地の一つである《ノルド高原》の共和国軍基地が、帝国の反体制テロ組織《帝国解放戦線》に雇われた傭兵団による砲撃を受ける。同様の攻撃を受けた帝国側のノルド高原ゼンター門駐留の帝国軍第三機甲師団との間で局地的な武力衝突の危機となるものの、共和国=帝国両国の政府による外交取引によって軍事衝突は回避される。(閃の軌跡 第3章) 8月、クロスベル自治州にて開催された《西ゼムリア通商会議》にサミュエル・ロックスミス共和国大統領が共和国の国家元首として出席。同月31日の会期2日目においてテロ組織《反移民政策主義》の襲撃を受けるものの、共和国政府からの依頼を受けた黒月貿易公司クロスベル支社によってテロリストは身柄を拘束される。(碧の軌跡 第2章) 10月24日、一方的な独立を宣言し、共和国の在クロスベル資産を凍結したクロスベル自治州(自称・クロスベル独立国)政府に対し最後通牒を送り、同日16時にエレボニア帝国と協調して共和国軍はクロスベルへの軍事介入を行うものの、クロスベル側の反撃により失敗。(碧の軌跡 第4章) 1205年1月、エレボニア帝国によるクロスベル侵攻・占領(クロスベル戦役)を受けて、共和国政府は帝国を激しく非難。共和国軍は空挺機甲師団を投入しクロスベルの奪還を図るも悉く失敗に終わる。(閃の軌跡II) 以後、両国関係は近年で最悪のものとなり、クロスベルやノルド高原といった国境地帯(係争地)において軍事衝突が頻発。共和国政府は在エレボニア帝国大使を本国に召還。 3月9日、共和国軍第二空挺機甲師団《カノープス》、エレボニア帝国領クロスベル州となったタングラム丘陵にて帝国軍第九機甲師団《シュナイゼル》大隊及び帝国領クロスベル総督府所属の機甲兵部隊《リゼルヴァー》と交戦。 帝国総督府の臨時武官《灰色の騎士》リィン・シュバルツァーの搭乗する《灰の騎神》ヴァリマールに圧倒され、撤退する。(閃の軌跡II 外伝) 1205年〜(閃の軌跡III・IV) 1205年秋、エレボニア帝国のノーザンブリア自治州侵攻(《北方戦役》)とその後の帝国領への併合に対して、共和国政府は帝国を一貫して非難した。 著しい軍備拡張とそれを背景に周辺諸国の併呑を続ける帝国との国力の差は日に日に大きくなり、国内情勢においても大きな問題を抱える共和国は厳しい立場に置かれる。 特に帝国の軍備拡張の目的が共和国との全面戦争であることは理解に容易く、共和国は帝国の戦争計画、特にその開戦予定日を把握すべく様々な手段を講じた。 一例として、帝国東部にて共和国政府の情報機関である中央情報省と帝国軍情報局の間で繰り広げられた諜報戦や共和国軍特殊部隊《ハーキュリーズ》の帝都ヘイムダルへの潜入が挙げられる。(閃の軌跡III 第2章 第4章) クロスベル戦線の戦況から読み取れる通り、1205年3月の時点で既に共和国軍は軍事技術の差から帝国軍に劣勢であり、特に帝国が動員を開始し国家総力戦体制を整えた1206年夏の時点では、開戦すれば敗戦は必至との判断がなされていた。 そんな緊迫した情勢下で行われた大統領選挙で現職サミュエル・ロックスミス大統領が野党《愛国同盟》のロイ・グラムハート候補に敗北し、半年後の政権交代が確実となった。与党共和党と政権基盤は不安定化し、着実に開戦へと突き進む帝国に対し、共和国は有効的な対策を講じる事は出来なかった。 共和国の一縷の希望のなったのは、帝国の反政府軍ヴァイスラント決起軍を主宰するミルディーヌ・ユーゼリス・ド・カイエン公女の計画し、共和国のみならず大陸諸国へと水面下で打診された対帝国包囲網の構築であり、任期残り少ないロックスミス大統領はその政治生命と共和国の命運を賭けてこの計画に乗ることとなる。 国境の緩衝空域を飛行する戦艦《パンタグリュエル》に各国首脳を招いた会合にて、共和国はリベール王国、レミフェリア公国、その他の大陸諸州、帝国内の反体制派らと共に対帝国包囲網《千の陽炎(ミル=ミラージュ)》作戦に合意。 この合意により連合軍の最高司令官はリベール王国軍のカシウス・ブライト中将が指名され、共和国軍の指揮権が他国の軍人に委ねられることとなったが、既に単独で帝国と戦っても勝機が存在しない共和国にとっては受け入れざるを得ない条件であった。 9月1日正午、共和国領内への侵攻を開始した帝国軍を迎え撃つ形で戦端が開かれる。 翌2日、開戦を主導した帝国宰相ギリアス・オズボーンの死により帝国軍と連合軍の間で停戦が合意。 2日間といえども共和国が帝国と全面的に交戦した事実は変わらず、最小限に抑えることは出来たが軍民双方に被害が出た。 停戦合意後、帝国軍の撤退したクロスベル州(この時点では帝国領)への共和国軍の進駐に関してリベール王国やレミフェリア公国などから自制を求められ、共和国政府はこれを了承した。 この共和国政府の決定に伴い、クロスベル州は結果的に実質的な再独立を手にする事となったが、帝国臨時政府の撤退命令を無視した旧クロスベル総督府治安維持部隊(《衛士隊》)が武装蜂起し、クロスベル州を占拠した。 事件は帝国軍の一部隊が引き起こした事から、その収拾は帝国政府に委ねられたが、停戦直後の国際情勢に配慮して直接的な介入が困難な状況下で交渉は長引き、占拠事件は長期化する。 共和国に対する帝国の開戦事由となった皇帝暗殺未遂事件と帝都における事件について、共和国が無関与であることが帝国側から公表されると国内世論は沸騰する。 ロックスミス政権は国内世論を上手く抑えて帝国との賠償交渉をまとめ、天文学的と評される額の賠償金を帝国が支払うことで合意。 1207年〜(創の軌跡・黎の軌跡) 前与党にして伝統的保守政党である共和党を総選挙で地滑り的に下し、政権与党の座についた《愛国同盟》のロイ・グラムハートが第23代共和国大統領に就任。 グラムハート政権は帝国との賠償交渉により手に入れた賠償金を原資に、一部ではバラマキとも評される大胆な経済政策を行い、共和国に”かつてない繁栄”と表現される歴史的な好景気を到来させた。 また前年より3か月半に渡って長期化するクロスベル州における旧帝国軍部隊の武装占拠事件に対して、共和国軍の軍事介入が示唆されていたが、2月14日に旧クロスベル警察及び警備隊によってクロスベル市は解放された。 その後、クロスベル州の今後について関係国間で協議が行われ、クロスベル州の自治州としての再独立が決定。 旧宗主国である帝国のクロスベルに対する主権放棄に併せる形で、共和国もクロスベルに対する主権と宗主国としての権利を放棄し、七耀教会総本山のアルテリア法国が宗主国となる新しい自治州として再独立案に賛同する。 地理 共和国西部では国境の大部分をエレボニア帝国と接している他、キュレー河を境に属州クロスベル州(係争地)と、南西部ではリベール王国とも国境を接している。北西部ではエレボニア帝国との係争地である《ノルド高原》、レミフェリア公国、オレド自治州と接している。 一方で共和国東部は、北東部は自由都市圏と呼ばれる都市国家が割拠する地域と接し、南東部ではシーリーン砂漠を経てエルザイム公国と接している。 共和国東部の国境地帯の殆どは天山山脈とイシュガル山脈といった二つの大山脈が聳えており、国境を超えた先の状況は判然としない。 また、二つの大山脈は大陸中部と東部の地理的な境界とされ、山脈の合間に位置する龍來は大陸東部への玄関口とされる。 政治 『自由・平等・友愛』を掲げる共和国の法規範《共和国憲章》の下、共和国の行政権は共和国大統領を行政府の長とする共和国政府が担い、立法権を民選議会である共和国議会が担う。 自由主義・民主主義的な政治体制が根付いている。 共和国の建国以後、幅広く移民を受け入れており、特に東方人の移民が多い。 移民の受け入れによる人口規模の拡大に伴う国力の成長は、エレボニア帝国と対立する上での共和国の優勢な点ではあるが、同時に人種差別などの移民問題という大きな内政問題を抱え込む結果となった。 1204年8月の《西ゼムリア通商会議》では、反移民を掲げるテロ組織《反移民政策主義》によるロックスミス大統領襲撃事件を引き起こし、同年10月の共和国経済の大混乱に乗じて共和国全土の規模で暴動が起きる騒擾事態となった。 1190年代後半の《D∴G教団》によって起こされた数々の凶悪事件において共和国は最大の被害者であった。 この事件の解決には共和国出身の高名な遊撃士ジン・ヴァセックも関わっている。 共和国の人口は1202年時点でリベール王国の5倍とされている。 情報機関として大統領直属の《ロックスミス機関》が設立された後、共和国政府の官庁として《中央情報省》(CID Central Intelligence Division)に引き継がれた。 外交 共和国の外交戦略から切っても切り離せない存在であるのは、西に位置する隣国エレボニア帝国であり、帝国とは西ゼムリアの覇権を巡って争う二大国の関係にある。 共和国の建国以前より続くクロスベル問題を始め、両国の各地での領有権争いは度々直接戦火を交える戦争へと発展しており、両国の関係は非常に悪い。 もう一つの隣国であるリベール王国は共和国にとって友好国であり、事実上の同盟国でもある。1192年のエレボニア帝国によるリベール侵攻(《百日戦役》)以後は、拡大・強大化する帝国への備えもあり共和国とリベールの関係は更に深まった。 但し、リベールは二大国間の争いに関しては中立的な立場を国是として維持しており、数々の国際問題においても必ずしも共和国の立場を支持している訳ではない。 一方で共和国より東側に位置する諸国とも関係は深く、大陸中東部のエルザイム公国とは旧王政時代より文化や技術・学問といった様々な面で交流が盛んな歴史的な友好国である。 1202年、リベール王国のアリシア2世女王によって提案され、共和国、帝国、リベールの3カ国間で結ばれた《不戦条約》では、『問題解決に武力を用いない』事が明記され、一触即発の状態にまで悪化していた帝国との対立を一時的に沈静化の方向へ改善させた。 1204年、クロスベル自治州の提案で開催された《西ゼムリア通商会議》ではエレボニア帝国と共に宗主国としてクロスベルへ更なる圧力を掛けるに至った。両宗主国の圧力はクロスベルを追い詰めてしまい、結果的にクロスベル独立を掲げたディーター・クロイス市長を中心とする、クロスベル独立運動に火を付けてしまう。 1205年のエレボニア帝国によるクロスベル侵攻・占領(クロスベル戦役)以後、帝国との関係は近年で最悪のものとなり、数十年ぶりの両国の全面戦争も時間の問題となった。 1206年の《ヨルムンガンド戦役》の停戦合意によって、長年の宿敵でもあった帝国から賠償金を得た上で、共和国を圧倒する巨大な軍備を有していた帝国に対して軍縮協定を受諾させた事は共和国にとって大きな外交的勝利となり、実質的に大陸西部の主導権を獲得した。 翌1207年のグラムハート政権成立後、増大する国力を背景に更なる軍備拡張を推し進め、共和国は大陸西部のみならず大陸東部を含めた”ゼムリア大陸全土”を主導すると宣言するに至った。 少なくともリベール王国とエレボニア帝国、エルザイム公国との間には正式な外交関係が存在し、リベール王国では王都グランセルの北街区に、エレボニア帝国では帝都ヘイムダルのサンクト地区にカルバード共和国大使館が所在する。 また、共和国首都イーディス五区・オーベル地区にはリベール王国大使館とエルザイム公国大使館が所在する。 軍事 (詳細は別項カルバード共和国軍を参照) 共和国の国防は国家正規軍であるカルバード共和国軍によって担われる。 大陸西部の覇権を巡って争う二大国の軍隊として、共和国軍は総兵力約80万(1206年)とエレボニア帝国軍と並び大陸でも最大級の規模・実力を誇る。一方で、1202年頃には優秀な空軍を有するリベール王国軍と比較すると空軍は『張子の虎』という批評もあった。 地方行政区分 共和国の地方行政区分として、州(Province)と郡(Arrondissement)といった区分がなされている他、首都イーディスとその近郊を”首都圏”と呼称している。 州 首都圏 オージュ州(共和国南西部) Province the Saint-Trois(サントロワ州・共和国北東部) Province de LeMay(ルメイ州・共和国南部) ヴィシー郡(共和国北西部) 主要都市 首都イーディス 共和国の首都。エレボニア帝国の帝都ヘイムダルと同規模か、少し劣る規模の大都市とされる。 その人口は79万人と大陸西部では2番目の大都市。 アルタイル市 共和国西部、クロスベル自治州との国境沿いに位置する都市。 大河キュレー河に面する港湾都市であると共に、大陸横断鉄道の駅を有する等、共和国の西の玄関としての性格も有する。 晴れた日にはクロスベル市の超高層ビルディング《オルキスタワー》を望むことができ、お披露目以降、アルタイル市の観光客は増加した。 焼き栗が土産の名物とされる。 市の近郊には、1190年代後半に幼児誘拐・人身売買等で大陸中に悪名をとどろかしたカルト教団《D∴G教団》の”ロッジ”という教団施設が存在した。 クロスベル市までの所要時間は鉄道で35分。 煌都ラングポート 共和国領内の大都市。 共和国編の「黎の軌跡」以前では、東方人街と呼ばれた。 その名の通り住民には東方系移民が多く、東方系料理の三ツ星レストランも所在する。 共和国の闇社会に多大な影響力を持つ《黒月》の本拠地が置かれる。 1203年には、《黒月》と猟兵団《赤い星座》の間で市街戦の形相となる大規模な抗争が発生する等、治安はお世辞にも良いとは言えない。 小説《賭博師ジャック》の舞台となった。 アンカーヴィル 共和国領内の都市。 山間部に位置する為、真夏でも冷涼な気候だが、「それなりの数」の企業が所在し、都市の規模は大きい。 また山間に向かって白い街並みの市街地が広がる一方、大河に面した港や市場なども存在する。 共和国首都までは長距離バスが出ている。 小説《陽溜まりのアニエス》の舞台となった。 主要都市一覧 都市名 地方行政区分 位置 人口 備考 首都イーディス 首都圏 中央部 約790,000人 首都 煌都ラングポート ルメイ州 南部 約550,000人 共和国第二の都市 旧王都オラシオン サントロワ州 北東部 約280,000人 共和国第三の都市 その他の都市一覧 都市名 地方行政区分 位置 備考 アルタイル市 不明 西部 アンカーヴィル市 不明 中央部 遊興都市サルバット 不明 南東部 工学都市バーゼル オージュ州 南西部 温泉郷・龍萊 不明 東部 東部国境 マルテ市 不明 南東部 ディジョン市 ルメイ州? 南東部 ボーメ市 サントロワ州? 北東部 メッセルダム市 不明 北部 クレイユ村 ヴィシー郡 北西部 経済 大陸西部から中央部に跨る広大な国土と膨大な人口、導力器メーカーとして名高いヴェルヌ社の存在から、共和国はその経済規模も大陸最大規模だと考えられる。 大規模な株式市場や先物市場が存在したが、1204年10月に一方的に独立を宣言したクロスベル自治州による共和国の在外資産凍結に端を発した大恐慌によって共和国経済は大混乱に陥った。 また1201年にも共和国の相場は大暴落しており、国内外の資産家に多大な影響を与えた。 七耀暦1207年に成立したグラムハート政権の大胆な経済政策の下、共和国は歴史的好景気を迎え、同年には大陸最大の経済規模を誇るに至った。 産業 共和国の産業は詳しくは明らかになっていないものの、ヴェルヌ社の製造する導力器製品は諸外国に輸出されている。 また、伝統的な工芸品なども有名である他、溶剤として製造業に利用されるガソリンをリベール王国へ輸出している事から、大規模な油田と石油化学工場を国内に有していると考えられる。 主な企業 ヴェルヌ社(ヴェルヌ・グループ) 共和国の巨大総合技術メーカー。 帝国のラインフォルト社と双璧をなす武器・兵器開発の老舗として有名。導力革命以後、様々な製品の研究・開発を行っている。 C・エプスタイン博士の三高弟の1人である、L・ハミルトン博士が顧問を務めていた。 黒月 共和国の闇社会を牛耳る巨大犯罪組織。 《長老》達によって運営されている。 九龍グループ 《黒月》の表向きの企業。移民系資本最大のグループ企業。傘下に九龍銀行や九龍ホテルなどを有する。 タイレル通信 共和国の報道機関。 《西ゼムリア通商会議》にクロスベル市へ記者を派遣していた。 イートン通信社 アンカーヴィルのローカル誌を発行する新聞社。 サンセット通り近くに所在する。 バンク・オブ・イーディス《BoE》 共和国最大の銀行。 大陸横断鉄道公社 大陸横断鉄道を運営する国際的公社。共和国首都イーディスに本社を置く。 カルバード鉄道 共和国の国内の鉄道路線を運営する鉄道会社。 交通 共和国では導力車が交通の主流となっており、西ゼムリア諸国の中においても導力車の普及率が最も高い。 これは共和国を代表する導力器メーカーであるヴェルヌ社が、世界で初めて導力車を開発した老舗としての技術力を有し、また系列傘下の《四大ライセンシー》と呼ばれる導力車製造専門企業群が共和国国内の導力車市場において競争の中で発展していることと無関係ではないと思われる。 鉄道 国際路線である《大陸横断鉄道》が共和国の国土を東西に横断している他、国内路線としての《カルバード鉄道》が首都イーディスと国内主要都市を結んでいる。 また、首都イーディスには《イーディス市営地下鉄》が各街区を結び、首都市民の足となっている他、古都オラシオンの市内では導力トラムが運行されている。 航空 国内主要都市には空港が存在し、定期飛行船も運行されている。 海運 共和国南部はテティス海に面しており、リベール王国やその更に西のエレボニア帝国との海上交易路となっている。 共和国より西側の国々にとっては東方文化の玄関口としても知られ、多くの東方由来の品々を舶来品として西方へ送った。 国民 共和国は様々な民族の移民の受け入れによって拡大してきた国家であり、現在進行形で大陸東部から移民が流入している。また、共和国生まれの市民の中でも移民にルーツを持つ市民が多く、東方系民族や中東系民族以外にも、大陸西部の諸外国からの移民も存在する。 代表的な民族として東方人が挙げられ、王政時代末期の頃から不毛化する大陸東部より多くの人々が共和国領へと移民しており、民主化革命にも革命勢力の一角に関わった民族であった。 過去の経緯から東方人は民族的な同胞意識が強く、共和国国内では東方人街、共和国の宗主権下のクロスベル自治州ではクロスベル市の東通りなどが代表的なエスニックタウンである。 またカルバード土着の民族(便宜的にカルバード人とする)と移民の民族の間で移民問題が表面化しており、《反移民政策主義》という反政府組織は共和国の内外でテロ事件を起こしている。 宗教 大陸西部の諸国と同じく多くの国民が、七耀教会が崇めている《空の女神》を信仰している。 但し、大陸東部及び中東部からにルーツを持つ移民が多い共和国では大陸の東部様式の七耀寺院も多く、それらの東方式寺院では《翼の女神》や《天上聖母》を信仰する。(空の女神と同一視されているが、礼拝や教義の様式にいくつかの差異がある) 教育 諸外国と同じくほぼ全ての子供が、七耀教会または七耀寺院]の初等教育機関である「日曜学校」と呼ばれる枠組みにて教育を受けるものと思われる。 他、首都イーディスには共和国きっての名門校アラミス高等学校が存在し、同校は共和国の各界で活躍するエリートを数多く輩出している。 高等教育機関としては工学都市バーゼルに所在するバーゼル理科大学、古都オラシオンのオラシオン大学が存在する。また、かつての王政時代にはイーディスに王立大学が存在した。 文化 食文化 大陸西部から中央部にまで及ぶ共和国の国土は広大であり、内包する食文化は数多い。 共和国西部から首都イーディスの位置する大陸西部の伝統的な西方料理が主流であるが、南部の煌都ラングポートは大陸最大の東方人街を有す共和国第二の都市であり煌都式の東方料理の中心地である。また、中東部のエルザイム公国に近い遊興都市サルバッドでは中東系市民が多く伝統的な中東料理が供される。 他にも共和国北東部の古都オラシオンでは、旧王政時代の伝統を製菓の分野に生かすクインシー社が存在する。 文学 《賭博師ジャック》とその続編《賭博師ジャックII》は共和国の東方人街(おそらく煌都ラングポート)を舞台にした小説である。 またクロスベル自治州で出版された《陽溜まりのアニエス》も共和国のアンカーヴィル市を舞台にしている。 音楽 共和国では伝統的にシャンソンが人気のある音楽分野であるが、近年は諸外国から様々な様式の音楽を取り入れ、首都イーディスなどの若者の間で人気を博している。 大陸中東部に近い共和国南東部では伝統的な民族音楽も聴くことができる。 祝祭日 毎年12月3日は共和国の革命記念日であり、《革命記念祭》が催され、全土で祝日となる。 スポーツ 導力車を用いたスポーツレースが人気を博しており、共和国内の都市には娯楽施設としてレース場が建設され、人気を博している。 首都イーディスの12区はグランサーキットと呼ばれる大規模なレース施設である。 カルバード共和国に関係のあるキャラクター キャラクター/カルバード共和国 ヴァン・アークライド(裏解決屋) アニエス・クローデル(アラミス高等学校所属) フェリ・アルファイド(猟兵団クルガ戦士団所属) アーロン・ウェイ リゼット・トワイニング(マルドゥック総合警備会社所属) カトル・サリシオン(バーゼル理科大学所属) ジュディス・ランスター(女優) ベルガルド・ゼーマン エレイン・オークレール(正遊撃士、カルバード共和国遊撃士協会所属》) ルネ・キンケイド(共和国政府中央情報省所属) ジン・ヴァセック(正遊撃士、カルバード共和国遊撃士協会所属》) キリカ・ロウラン(リベール王国遊撃士協会、ツァイス支部窓口、共和国政府《ロックスミス機関》室長) エルザ・コクラン(駐リベール大使・共和国政府外交官 王都グランセル・カルバード共和国大使館) ドージェ(商人・共和国出身 リベール王国ヴォルフ砦) ウォルター議員(共和国議会議員) リカーダ夫人(ウォルター議員の妻) ベニチオ(参事官・共和国政府外交官 王都グランセル・カルバード共和国大使館) ヤクモ(駐在官・共和国政府外交官 王都グランセル・カルバード共和国大使館) ファラ(職員・共和国政府外交官 王都グランセル・カルバード共和国大使館) レン・ブライト(アラミス高等学校所属) ロイド・バニングス(共和国在住経験有) リン(正遊撃士、遊撃士協会クロスベル支部所属) マーロウ(共和国臨検官、クロスベル駅駐在) サミュエル・ロックスミス(大統領・カルバード共和国国家元首) ユーリ(カルバード共和国国籍、《ハイブラッズ》のリーダー) レジー(カルバード共和国国籍、《ハイブラッズ》のメンバー) サイクス(カルバード共和国国籍、《ハイブラッズ》のメンバー) パーカー(タレイル通信記者) グリッド(共和国国籍、クロスベル市在住) サザーク(共和国国籍、クロスベル市中央広場・百貨店《タイムズ》店員) フェン(共和国国籍、クロスベル市東街区《龍老飯店》店員) サツキ(共和国出身、エレボニア帝国へ帰化。帝都ヘイムダル・ヴェスタ通り在住) アミア(共和国国籍、駐エレボニア帝国共和国大使館の書記官の娘) レノ(共和国軍・特殊部隊《ハーキュリーズ》所属) リーガン(共和国軍大尉・特殊部隊《ハーキュリーズ》所属) アルツ(共和国軍・特殊部隊《ハーキュリーズ》所属) コーディ・マクミラン(共和国軍・特殊部隊《ハーキュリーズ》所属) カエラ・マクミラン(共和国政府中央情報省特務少尉・特殊部隊《ハーキュリーズ》所属) ハンフリー(共和国政府中央情報省中尉・特殊部隊《ハーキュリーズ》所属) ゼムリア大陸の国家・自治州・地域 大陸西部 リベール王国エレボニア帝国カルバード共和国クロスベル自治州 大陸北部 レミフェリア公国ノーザンブリア自治州ジュライ市国 大陸中央部 アルテリア法国レマン自治州オレド自治州エルザイム公国ヴァリス市国自由都市圏 ゼムリア大陸とは異なる世界観 帝国(那由多の軌跡) このページに登録されているタグ カルバード共和国 国家・自治州
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インド英雄伝説2 2エピローグ 『ガンダーラ千年祭』 1・フェミリアとアンドレの答え合わせ 「さぁて、答え合わせといきましょうかねえ」 演習が終わり1時間後、食事休憩を終えたフェミリア達は約束通り答え合わせをする。 「ではフェミー、レディーファーストです。先にドゥー(君)から答えてもらいましょう」 「ええ、でも大体はわかっているんでしょ?」 「ウィ、放水以外の外からは見えない推力が存在していたのですね」 「正解、じゃあ実際に見てもらうわね」 アンドレをPG隊の搬入口に案内する。そこでは、整備長であるマニ・バーシャの 指揮で先程の演習の後片付けが行われている最中だった。 「マニ整備長、私の機体の両腕は?」 「ヂョードザッギガイジュウジダ(丁度さっき回収した)」 「見させてもらうわね」 搬入口からしばらく歩くと安置された両腕を発見。近づくと掌の構造がはっきりと確認できた。 「ほら、放水口に囲われてもう一つ穴があるでしょ?ここからの噴射に精神感応を使っているのよ」 「ほうビットシステムの応用ですか」 アンドレの言葉は言い得て妙だった。 ビットというのは本体から切り離した兵器を遠隔操作で操るシステム。 本体のそれとビットを同時にかつ別々に操作する必要から殆どの場合において 精神感応力を必要とするが、上手く操れば広範囲に変幻自在の可能とする。 対してラクシュミーΩのそれは精神感応による推力を本体に装着したものと言える。 (この説明で分からなかった人は『巨大な牌ビットに両足に乗せ水の上を歩く雀王機』を想像してください) 「では次は私の番ですね。フェミー、私がどうやってドゥー(君)のフェイントを 見切ったのか…、やはり実際に見てもらった方がいいでしょうね」 そう言い、今度はアンドレがフェミリアの前を歩く。 移動する事数分、飛鮫騎士団用に割かれたスペースに右足を接続する為に倒された 状態でグラニMが置かれてあった。 「アッキュエル(ようこそ)我がコックピットへ、整備士以外ではこの中に案内するのは ドゥー(君)が初めてですよ」 「…はふ」 アンドレのグラニMの中に入ったフェミリアはその内装に驚愕し思わずため息をつく。 外装と裏切らず使っている計器のきらびやかである事は想定の範囲であった。 驚愕に値するのはその数である。操作に使うべきレバーやハンドルこそ他の量産機と 変わらないが、コックピットの正面にこれでもかというほどの液晶が埋め込まれて いたのである。 「これが熱源探知センサー、そちらのが潜水中に使うソナー計器、そしてこれが 振動探知の―」 「凄い数と種類のセンサー類ね」 「ええ~、なっ・んっ・せ!このアンドレはフランス一の空軍のコマンダン(指揮官) でありながらグラニMの特性上、時としてフランス一の地上戦及び水中戦の コマンダン(指揮官)でもなければならないのです。最大にして最高の部隊の全位置を 把握するのには最高の指揮官機が必要なのですよ」 自慢げに、本当に自慢げにアンドレは語る。確かにレーダー機器に関しては オリジナルのグラニに匹敵するか超えているのかもしれないとフェミリアは思った。 「普段からこれ全部見て戦ってるの?」 「そんな面倒な事するわけないでしょう。アンドレがいつも使っている のはこの正面のレーダーだけですよ」 座席の正面に位置する液晶画面は他のモニターよりひときわ大きく、これこそが この、コクピットのメインセンサーだと主張していた。 「この画面にはですねぇ、他のセンサーで得た位置関係情報を統合したものが表示 されるんですよ。フェミー、ドゥー(君)のフェイントは初心者にしては素晴らしいもの だった。しかし、我らが戦うべき敵アムステラには貴方以上のレベルの、それこそ 蝶の様に空を舞い全ての攻撃を避ける奴もいます。ドゥー(君)程度のフェイントが 見きれない様だったらこのセンサーには頼る価値など無いという事です」 ああ、とフェミリアは納得した。アンドレは自分の目でフェイントを見きったわけでは なかったのだ。寧ろ己の目には一切頼らず、機体の性能で動きを追ったのだろう。 こちらのパターンを掴むまで耐える空戦型にしては頑丈な装甲とフェイントを 読み切る高性能のセンサー、それに加え最後に見せたナイフを構えてからの反応速度。 どうやら見た目以上に機体への労力の差があったようだ。 彼が勝ったのは自分以上に『努力』をしてきたからに他ならない。 彼は己の立場を最大限に利用し、常に最高のパフォーマンスを自らの機体に与えて来たのだろう。 (ぶっちゃけると『敵の中ボスとかで見るからにかませで能力低くても HPと命中だけはやたら高い奴いるよねー』現象です) 「はあ、これじゃあ勝てないわけね」 「納得していただけましたか。それじゃあ予算の話に取りかかりましょうか。 約束通り融資からは―」 「待ってアンドレ」 「そちらも善戦しましたが約束は約束ですよ」 「約束を違える気はないわ。ただ、融資の中止についてもっといい方法を提案したいのよ」 フェミリアは鞄から数枚の書類を取り出す。 一番上の紙にはフェミリアの名前と実印、そして契約事項についての概要が書かれてある。 「アンドレ、ここに貴方の名前を書けば簡単に契約は成立するわ。 この契約により私の全財産は二人の共有のものとなり、贈与のさいに税金が発生する事も なくなるの」 アンドレは書類に目を通す。確かにこの書類の文面に従うならアンドレはこれに サインをするだけでフェミリアにこれまで行った融資を止める事も 全額取り戻す事もできる。だが、アンドレは目を通すだけでいつまでもサインをしようとはしない。 「アンドレどうしたの?この契約で貴方が損する事は何もないじゃない。 貴方ほどの人がみすみすこのチャンスを逃すというの?」 「フェミリア、確認していいですか」 「何?」 「この書類、婚姻届ですよね?」 「うん」「そぉい!」 フェミリアが首を縦に振ってからコンマ二秒で書類を縦に割くアンドレ。 「あ、あぶねぇーっ!危うく結婚する所でしたっ」 「ちょっと!その態度は無いんじゃないの。私の何がいけないって言うのよ」 「とりあえず時と場所が非常に悪いです!コックピットの外には人がいるのに こんなプライベートな話はできません」 ハッチを開け、アンドレは逃げるようにコックピットを飛びだ―せなかった。 出入り口の目の前、グラニMの腹の部分にピンク色の防護服に全身を包んだ人物が とうせんぼするように立っていた。 「あっちゃー、中に人が居ましたかー」 「スガタさんその格好どうしたの?」 後ろからのフェミリアの言葉でアンドレは目の前のピンクのモコモコがPG隊 現隊長のオードリー・スガタだと知った。 「ついさっきですねー、切れた足の溶接を始めちゃったんですよー。 ほら、向こうで音がしますよねー」 スガタに言われ耳を澄ますと確かに溶接の音が聞こえ、僅かながら熱も伝わって来る。 目を凝らすと足の辺りでピンクのモコモコ2号が溶接器具を持ち作業を続けている。 スガタはモコモコ2号に向かい手を振り、声をかけて状況を伝える。 「フラグマン中尉ー、中に人いましたー。中止できますかー?」 「今やめると足が曲がってくっついてしまいます、中止出来ないので 終わるまで待ってもらってください」 「だそうですー。申し訳ありませんが危険なので終わるまでコックピットで 待っていてくださいねー。幸い切断面がきれいだから30分もあれば終わりますよー」 「お、おいちょっと待て。私は外に出たいんですよ、と言うかフラグマン中尉何やって」 「では、若いお二人でごゆっくり」 ぐいぐいと押しこまれコックピットに戻される。開いたハッチはモコモコの手で閉じられ その上にドスンと腰を下ろす音。溶接が終わるまでは二度とここは開かない。 「お帰り」 「フェミリア、嵌めましたね」 「本当は勝ち負けに関係なくラクシュミーΩのコックピットで仕掛ける予定 だったんだけどね。フラグマン中尉が良いタイミングで来てくれたから」 そう言いながらフェミリアは服を脱ぎ始める。 「…ッ、フェミリアっ何を」 「見れば分かるでしょ、時間も出来たし体の相性を確かめるのよ」 下着一枚を残したフェミリアの体がアンドレの目の前に映しだされる。 28年間誰も犯さず誰にも犯されず、ガンダーラに純潔を捧げる予定だった肉体。 残念ながら最愛のガンダーラは他の女(サティ)とくっついてしまい、 行き場を失った体はスガタの助言によって婚活へと走った。 しかし、戸籍上は女だが肉体は男性であるフェミリアと結婚したいという人物は中々 見つからなかった。 独身のまま20代を終えるのかと悲観に暮れていたその時、融資の話で久しぶりに アンドレから連絡が来てこれがラストチャンスだと思ったのも無理は無い。 「ねえアンドレ、貴方は私の事を女として見てくれていたわよね。今もそう思ってる?」 にじりよるフェミリアに対し首をブンブンと縦に振って肯定するアンドレ。 「アンドレは私の体嫌い?この体を見て欲情できない?」 「嫌いじゃありませんよ。欲情できますとも」 フェミリアを否定しなかったのはハッチ越しにスガタが控えているからではない。 事実、フェミリアの裸体はアンドレにとってドストライクだった。 髪留が外され腰まで下ろされた黒髪、男性的な広い肩幅を目立たせない様に大きく 膨らませた胸、肉感的な太もも、無駄毛一本生えていない滑らかな手足、 その全てがアンドレの性を刺激してくる。ここでフェミリアを受け入れるのは 自分にとって良くない事だと分かっていても否定できない魅力がそこにあった。 アンドレは思いだす、フェミリアに社交界での生き方を教えたのは自分の父ヴァルル。 ならば、フェミリアが完全に自分好みの淑女に育つのは寧ろ必然である事。 目の前の逆らい難い魅力的な体に対し、アンドレはそれでも自らに宿る損得センサーを フル稼働させ踏みとどまろうとする。既にパンティ一枚のフェミリアは自分に もたれ掛かってきて手を出せば唇に触れるぐらいの距離にまで来ている。 不味い、とにかく不味い。何とかして自分とフェミリアを鎮める手段を今すぐに 考えないとなし崩しに結婚させられる。 「マ、マハンに怒られますよっ!こんな無理やりに事を運んでは!」 咄嗟にでた名前を聞きぴたりとフェミリアの動きが止まる。 フェミリアをフェミーと呼ぶように、マハンというのはフランス風に呼び直した アンドレによるあだ名である。 ボン・マッハとネール・マッハ、フェミリアに精神感応の修行をつけた親子であり、 彼らもまたアンドレとは多少の付き合いがあった。 特にネール・マッハはアンドレと年が近い事もありあだ名で呼ぶ程度には親しくなっていた。 ヴァルルがフランスを出たのとほぼ同時期に消息不明となった彼女の名を出すと、 やはり思う事が色々あるのかフェミリアは恥ずかしげに俯いていそいそと服を着た。 「アンドレ、ごめんなさい。私どうかしていた」 「分かってくれればいいんですよ、ドゥー(君)とは友達でいたいですから」 「ネールか…、彼女が生きているとしたら今どうしてるだろうね」 「どこにいるにしろガンダーラが動いている事を喜んでるんじゃないですかぁ? ドゥー(君)に負けず劣らずガンダーラしか目に入らない娘でしたからねぇ。 当時いたいけなエンファント(子供)だったこのアンドレの口説きがまるで通じない程にねぇ」 「それは単純にアンドレに魅力を感じなかったからだと思うわよ」 「言いますねえ」 「うふふ」 それから30分、二人は一切の打算も無く童心に帰り昔の事を色々と語りあった。 「…家財も使用人も失ったその貴族のみじめさと言ったら!!」 「今のお勧めはレゼルヴェの国債ね。一見ハイリスクだけどほぼ確実に短期間のリターンが予想されるわ」 こらお前ら、本心から他人を見下すのとか金策が好きなのか。 せっかく地の文で良い話にしようとしてるんだし、そこはもっとこう家族の話とか 仲間の話しとけよ。 溶接が終わりハッチが開けられた時、スガタが見た二人は妙にスッキリした顔をしていた。 「フェミリアさん…やる事やったんですか?」 「うん、久方ぶりに出すもの出したって所ね」 「フェミー!!誤解を招く事言わないでください!」 今日ここでフェミリアと話ができた事、そして戦いを通じてお互いの近況を僅かながら 理解出来た事それだけでも今回の演習の価値は十分にあったとアンドレは感じ、 「すみません、団長が中にいたとは知らず溶接を始めてしまって…。 ところでどうしてフェミリアさんと一緒にこんな所に?」 モコモコ姿のまま頭を下げるフラグマンを思いっきり殴りつけながら戻っていった。 後日、約束通りアンドレのPG隊に対する融資は止められ、その代わりに一枚の 書状が送られてきた。 『PG隊諸君へ 諸君の先日の戦いは後方支援隊とは思えぬ程に見事であった。 諸君らの奮戦に敬意を表し飛鮫騎士団は諸君らを対等の関係として扱いたい。 なので我らに依存せず自分達で使うものは自分達で買ってもらいたい。 今後は、この書状により貸し借り無しでの我等の友好を示す。 飛鮫騎士団 団長アンドレ・ボンヴジュターヌより信愛を込めて』 カレーピラフは今も食堂のメニューにある。 結局あの勝負はアンドレとフェミリアどっちがここの金を出すかというだけのもの だったと隊員が知ったのは友好の書状が隊内に貼りだされてからの事だった。 2.適材適所 フラグマンは修理の終わったグラニMを見上げる。 アンドレのゴールドフレームもバガーノ兄妹のも完全な状態で修理され、いよいよ残すは 自分の下半身がバラバラになった機体だ。 「フラグマン中尉、コレ多分最後のパーツっす」 「凄いな、まさかこんなに早く全部揃えるなんて」 演習地に拡散したフラグマン機のパーツを拾ってきたアナンドに対し 素直に感心し感謝するフラグマン。彼の経験上からもこの速さは異例の事だった。 「確か、アナンド君だったかな?君にはいくら感謝しても足りないな」 「いやー、それほどでも…あるかもしれませんね」 演習後バラバラになったフラグマン機の下半身は10以上のパーツに別れ湖底に 沈んでしまい、パーツ不足で修理不能になると思われていた。 帰国予定の明日の朝までに湖底に散らばったパーツをサルベージするなんて とても無理な話である。だが、全ての下半身パーツはアナンドの乗るピンクガネーシャ によってまるで落ちた場所が分かっているかのようにいとも簡単に引き上げられた。 「何でか知らないけれど俺昔っから落し物とかよく拾うんですよ。 このバクシーシ的な運と頑丈な体が俺のとりえでして」 「健康と運、何とも羨ましいな。せめて自分にも君の半分はそれがあればいいんだが」 「フラグマン中尉も大変なんですね」 「ちょっと聞いてくれるかい?」 「俺でよければ」 後日アナンドはいい社会勉強をしたとこの日の事を振り返る。 この時彼は中間管理職の愚痴の長さなんて考えもしていなかったのだ。 「思い返せば飛鮫騎士団に入る前から碌なことが無かった」 「ほうほう」 二人で機体の修理をしながらアナンドはフラグマンの愚痴の相手をする。 「昔の俺は長い下働きの経験から、新人の研修に立ちあう事が多かったんだが 新人というのは常識知らずばかりで手を焼いた。中でも一番酷かったのは 今から5~6年前の奴だ」 「ふんふん」 「その新人は何と言うか軍人として以前に人として色々とおかしい、 まあぶっちゃけて言えば変人でな」 「その後輩、どこでどう噂が流れ俺が陰口を叩いた事を知れ渡るフラグがあるか わからんから仮名で言う事にしよう。そのG君は俺が知る中でもぶっちぎり最低最悪の 変態だった。俺が個人的に彼が気に入らないとかじゃなく良く採用試験通ったものだと いうレベルの変態、老若男女が認める問題児だった」 「ふんふん」 (1時間経過) 「で、その男は今もまだ生きて軍人をしているんだよ。信じられるか?」 「へーへー」 「上司に受けがいいわけでなし、実力があるわけでも無し、セクハラの件数数知れず、 当然戦場では団体行動も取れない。仮に各国の男子パイロットを集めて女湯を覗く ミッションを行った場合、命令無視して暴走しようとしたところを殴り倒されそうな 彼は未だ戦死もせずクビにもならずのうのうと生き続けている」 「みゅーみゅー」 飽きた。流石に1時間も同じ人物についての話をされると飽きるというものだ。 ループするうんざりする話に相槌を適当に返し修理の最後の仕上げをする。 グラニM用の補修材がここには無い為、ツギハギ部分が丸出しで一発被弾すれば またバラバラになりそうな状態だが帰国する分には十分な仕上がりと言える。 少なくともアナンドが直せる分は全てやった。 「フラグマン中尉、終わったっすよ」 「ああ。でG君のその後だがとあるテスト部隊に実験動物代わりに…」 不味い、話が終わらない。もうG君の話が嫌になっていたアナンドは何とか逃げ出そうと 口実を考えるが、今日のアナンドは修理が終わり次第自由時間だという事はフラグマンも 知っている。アナンドはただバクシーシするしかなかった。 (神さま仏さまガンダーラさま、俺をここから脱出させて―) 「ナンダゴノデキドーナンバ!(何だこの適当なんは!)」 救いの神は整備長マニ・バーシャの姿で降臨した。 「オレガヤリナオズガラデデゲ(俺がやり直すから出てけ)」 「あ、はいスンマセン。じゃっフラグマン中尉、俺はこれで」 「ああ…、アナンド君すまないな修理だけでなく愚痴にも付き合ってもらって」 第三者が来た事で冷静になり自分のやっていた事に気付いたのだろうか、 フラグマンはバツが悪そうな顔をして自分がアナンドを引きとめていた事を詫びる。 アナンドはフラグマンに礼を返し出ていった。 「いや、格好悪い所を見られてしまいましたね。若者に愚痴を聞かせて引かれてしまうなんて」 「ヒヒヒ、ドジドリャミンナゾーナル(年をとりゃあみんなそうなる)」 マニは人型機体修理用の工具を取り出しアナンドの補修した部位を点検していく。 どうやら彼はアナンドを助けに来たのではなく、本当に修理の確認にきたのだと フラグマンは気付く。 「オンガグガゲデイイガ(音楽かけていいか)?」 「どうぞ」 マニは一旦機体から離れ、倉庫内のスピーカーのスイッチを押しに行く。 スイッチがオンになると同時にフラグマンの耳に聞きなれた曲が聞こえて来た。 「『仏心(ほとけこころ)』ですね。フェミリア・ハーゼンが軍人になる前に 歌っていた曲の一つだ。いやあ懐かしい」 「オメエモズキガ(お前も好きか)」 「はい、今日出会った凛々しい彼女も素敵でしたが慰安歌手として軍に歌を 届けていた頃の彼女は最高ですよ。『夢見る聖女じゃいられない』や『タージマハル心中』 『彼女と私の寺院』も良い歌でしたよね。部下や上司の手前、普通に接していました けれどサイン貰っとけば良かった」 「オメエドバイイザゲガノメゾウダゼ(お前とは良い酒が飲めそうだぜ)」 地球連合にまだ3型すらなく人類が羅甲に対して負けの歴史を歩み続けていた頃、 聖女を目指していたフェミリアは自己の人気を高めるが為にこの状況を利用した。 勝ち目の無い戦いに赴く兵士達を対象とした慰安の歌を出し、時代のニーズに マッチしたそれらの歌は当時の軍人達の間でかなりのヒットを飛ばしたのだ。 これもまたフェミリアのあまり思い出したくない過去の一つである。 ちなみにフェミリアが自分の性別を公式にカミングアウトした時一般人や 30歳以下の軍人の反応は「ふーん」という程度だったが、直撃世代には それなりのショックを与え、そして特に大ダメージを負った二人がいた。 軍曹時代、山ほどの死亡フラグを彼女の歌で乗りきっていたフラグマンは 男だったと知った瞬間血を吐き、奥さんに内緒でフェミリア公認のファンサイトまで 立ちあげていたマニはショックで血涙を流しながらパソコンを窓から投げ捨てた。 その日、フェミリアファンクラブ会員ナンバー一桁同士の会話は非常に弾み、 マニは喉の痛みも忘れ久方ぶりに長時間喋り続けた。 3.祭りの中で ガンダーラ千年祭。 インド辺境のとある寺院で数十年前から行われている御神体の誕生後1000年を 祝う祭り。なんせ場所が場所でマイナーだっただけにいつ1000年目に到達したかが あやふやだった為、僧達の小銭稼ぎ目的を伴い毎年細々と行われていたそれは ガンダーラの目覚めによって結構メジャーな祭りとなった。 同時に、ガンダーラが目覚めた年をちょうど1000年目って事にしとけという流れになり、 また、来年以降も千年祭という名目で毎年やっていこうという取り決めになった。 そんなわけでPG隊基地の近辺でも夜になるとガンダーラ千年祭りの名目で 様々な出店が開かれていた。 PG隊に入る前は針金細工の販売や大道芸で参加経験のあるアナンドは、 客として来て見るとまた随分違うもんだと気付く。 正隊員になった後の初任給も入った事だし仕事も終わった。 今日はここでパーッと散財して行こうと出店を見まわすと的当て屋の方で 素っ頓狂な声を上げる金髪の二人が見えた。バガーノ兄妹である。 「お兄、パジェロ!パジェロ!」 「うおおおおー!」 レックスの投げるゴムボールはゆっくりと山なりに飛び、的からかなり離れた地点に 落ちた。 「「おっしーい!」」 「いや、全然惜しくねーよ。つーか現役の軍人がその遠投能力ってのはどうなんだと」 思わずツッコまずには居られなかった。 当然二人には気付かれ、レナスは後ろから声を掛けたのが演習で自分達の相手になった 内の一人である事を知ると途端に顔を膨らませ文句を言ってきた。 「突然失礼ですわよ、このチビゴリラ。庶民なら私達に敬語で話しかけなさい」 「あん?誰がゴリラだ」 「PG隊も大変ですわねえ、下水工事や町の見回りだけでなくゴリラの餌やりまで やらなきゃならないなんて」 「やめろよレナス」 ゴムボール全部を的に届かせずに消費し終えたレックスがレナスに注意する。 「妹が失礼な事を言ってすまないね。まぁ軍人同士仲良くしようか。 俺はフランス空軍の英雄バガーノ男爵の息子で将来は順調に行けば アンドレ様の右腕になる予定だけどオフの間は敬語とか無しで話してくれよ」 「お兄、今日の演習中泣きながら軍辞めるって言ってませんでしたっけ?」 「な、何言ってるんだレナス?今日の勝負で最高の戦果を出した俺がやめるわけないだろ?」 確かに結果を見ればラクシュミーΩから逃れ2機のPGを撃破し妹の盾となった レックスは良く働いた様に見える。そして戦闘経験の乏しいアナンドには彼の実力の 真贋を見極める事など出来なかった。 ひょっとしたらこの男ボンクラのフリをした大物なのかもしれない。 もちろん本当にボンクラかもしれない。 「まあ、そんなわけでヨロシク。妹は口が悪いが照れているだけだから」 「お兄!私はお兄と違って庶民に媚びる気はありませんわよ」 「ほら庶民の食べ物じゃがバターだぞ」 「はぁう!」 ここに来るまでにどこかの出店で買ったものなのだろう。 じゃがバターの欠片が刺さったフォークを口に入れられた途端、レナスの目が トロンとなり恍惚の微笑みを浮かべる。 「と、トレビア~ンですわ~」 頬をとろけさせヨダレを流し感嘆するレナスを見てアナンドは思った。 ジャガイモ食べて大人しくなるお前の方がよっぽどゴリラに近いんじゃないかと。 こうして今日もインドの夜は更けていく。そしてまた朝を迎えるのである。 インドの歴史がまた一ページ。 インド英雄伝説2・完
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登録日:2015/07/06 Mon 10 47 02 更新日:2024/05/14 Tue 23 11 26NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ある意味元凶 ある意味勝ち逃げ ゴールデンバウム王朝 フリードリヒ4世 ロリコン 亡国の皇帝 全ての元凶 君主 最後の皇帝 死んだが勝ち組 灰色の皇帝 無気力 無能 皇帝 真の黒幕 老人 老害 銀河帝国 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説登場人物項目 銀英伝 阪脩 陛下 よいではないか。人類の創成と共にゴールデンバウム王朝があった訳ではない 不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう どうせ滅びるなら…せいぜい華麗に滅びるがよいのだ…… フリードリヒ4世とは、銀河英雄伝説の登場人物。 ゴールデンバウム王朝銀河帝国の第36代皇帝にして、事実上の最後の皇帝。 声:阪 脩(OVA版)/稲葉 実(Die Neue These版) ■[来歴]■ ゴールデンバウム王朝の第35代皇帝であるオトフリート5世の次男として生まれる。 若い頃は放蕩者で、侍従武官であるリヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼンなどと共に遊び歩いていた。 先帝から勘当寸前であったことから帝位継承はないだろうと周囲には思われていたが、次期皇帝の座を兄リヒャルトと弟クレメンツが争い、二人とも共倒れの末死亡してしまったので、オトフリート5世の息子で唯一生き残ったフリードリヒ4世が即位することとなった。 皇帝に即位したものの国政には関心がなく、政治は国務尚書のリヒテンラーデ侯に任せきりにして、自分は漁色や趣味であるバラの栽培に専念している。 後世に残るような悪行はないが、これといった功績もない。 権力者らしく中々に好色家でもあるが、それすら歴代皇帝に比べてしまえばさほどではなかった。 若い頃は年上好みだったが、年を取ってから年下好みに変わり、気に入った少女を寵姫として囲っては楽しんだ。 そんな彼が最後に寵愛したのがグリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ、後のローエングラム王朝の初代皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムの姉である。 この出来事がラインハルトを反ゴールデンバウム王朝へと向かわせた最大の要因であり、ある意味では彼がいなければ銀河英雄伝説は始まらなかったかもしれない。(*1) 最後は帝国歴487年(宇宙歴796年)、アムリッツァ星域会戦終了直後、心臓疾患により崩御。 この時ラインハルトは心の中で『あと五年、否、二年長く生きていれば、おかした罪にふさわしい死にざまをさせてやったのに』と憤っていた。 ■[人物]■ ラインハルトだけではなく、宰相であるリヒテンラーデ侯やブラウンシュヴァイク公のような門閥貴族にも軽視されており、別に暴君という訳ではないが、凡庸な皇帝だというのが定評。 ただ、全くの凡人かというと、そうは言い切れない所もある。 リヒテンラーデ侯が「ラインハルトがその野望の高さからいずれ簒奪を企むであろう」と注意を促した時には本項冒頭の言葉を放言し、リヒテンラーデ侯を戦慄させている。 本編開始の直前の時期を描いた外伝では、自分の破滅を予感している様子や、ラインハルトの抱く野心が、単に爵位や軍の階級に留まらないことを察しているような発言も。 どうも彼は早くからゴールデンバウム王朝の終焉を予期し、ラインハルトに権力を与える事でそれを行わせようとしていた節がある。 事実、ラインハルトの出世は基本的には自身の武勲によるものではあるが、それでもなお不自然なほど早かった。 ゴールデンバウム朝最後の皇帝は、凡君ではあっても凡人ではなかったのかもしれない。 若年時の放蕩も、衰退していく帝国の未来に絶望していたが故の逃避であったとすれば納得も行く。 王朝の衰亡を見抜けないほど無能ではなかったが、それを押しとどめられるほど有能でもなかった。 この半端な才覚が彼の不幸であったのだろう。 また生まれた家庭の時点で兄弟の醜い争いを直で体験したこと、 自身の生涯でも6人の女性を28回妊娠させたが、6回は流産、9回は死産。 無事生まれた13人の子女の内、生後1年までに4人、成人までに5人、成人後に2人が死亡。 生き延びたのは皇女2人、そして唯一の男系皇太子ルードヴィヒであった。 恐らくは暗殺や陰謀によるものとされるが、家族すら満足に手に入れられなかった事も、虚無的な治世の一因と言えるかもしれない。 コミカライズ版では、より深く彼の心理と最期の瞬間が描写されている。 帝位継承権を巡って争う優秀な兄と弟に対して、次男の彼は凡庸であった。 皇帝になれるわけもなく、親や門閥貴族たちからも一切期待されないような日々。 にもかかわらず転がり込んてきた皇帝の座についた途端、貴族たちは掌を返して彼を持ち上げ始めた。 しかし皇帝は所詮お飾り。実権をリヒテンラーデ侯らが握っているのは明白。 貴族たちがちやほやするのも私利私欲からで、影では自分をこき下ろしているのもわかりきっていた。 そして彼自身の息子や娘を、たかだか皇帝になりたいが為に暗殺する貴族たち……。 故にフリードリヒ4世は、世継ぎを決めてくれとつめかける貴族たちに向かって、こう言い残した。 決めて…おったのだ……もう何十年も前から余は……… 何一つ決めてやるものかと………… 31年の治世最初で最後の決断を下した皇帝は、困惑する家臣たちを前に満足してこの世を去った。 ■[係累]■ リヒャルト 兄。開明的ではないが、勤勉で教養に富み思慮深く有能な人物だったという。 長男であり、順当に行けば彼が第36代皇帝になるはずだったが、父であるオトフリート5世を弑逆する計画を立てていたとされ処刑される。 が、実は帝位を狙った弟クレメンツの工作により着せられた冤罪だった事が後日発覚した。 クレメンツ 弟。行動力に恵まれ明朗快活な人物だったという。 三男ではあるが、いかんせん次男のフリードリヒが上記来歴の通りの人物だったため、リヒャルト処刑後にはフリードリヒを差し置いて次期皇帝の座を有力視されるようになった。 が、実はリヒャルトの項に記載した通りすべては彼の工作によるものだった事が発覚。廷臣たちは多数が処刑され、彼本人は自由惑星同盟への亡命を図るがその途中で「事故死」した。 アマーリエ・フォン・ブラウンシュヴァイク 娘であり、本編で言及された時点では既にオットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公に嫁いでいる。 クリスティーネ・フォン・リッテンハイム 娘であり、本編で言及された時点では既にヴィルヘルム・フォン・リッテンハイム侯に嫁いでいる。 道原氏の漫画版においては 「次の皇帝の父親になりたくて私と結婚したのでしょう?だったらそのためにがんばりなさいよ!!(意訳)」と夫に詰め寄る気の強い女性として描かれている。 エリザベート・フォン・ブラウンシュヴァイク 孫であり、アマーリエとブラウンシュヴァイク公の間に産まれた娘。皇位継承権者。16歳(フリードリヒ4世崩御時) サビーネ・フォン・リッテンハイム 孫であり、クリスティーネとリッテンハイム侯の間に産まれた娘。皇位継承権者。14歳(フリードリヒ4世崩御時) 以上の4名はほぼ名前だけしか登場しておらず、人柄などは不明。またリップシュタット戦役後の運命も不明である。 また、OVA外伝『奪還者』においてはエリザベートおよびサビーネには遺伝的な欠陥(具体的な内容は不明)がある事が発覚している。 ルードヴィヒ 息子であり皇太子だったが本編開始時点で故人。 後に皇帝となるエルウィン・ヨーゼフ2世の父親でもある…が、実は彼の死没年とエルウィンの誕生年には齟齬があったりする。 …気にしないでおいたほうが良さそうである。 エルウィン・ヨーゼフ2世 直系の孫。 血筋的には彼が皇位継承1番手になっていてもおかしくなかったが、2人の外孫よりもさらに幼く、いかんせん政治的な後ろ盾が無かったために半ば無視されていた。 が、利害が一致したラインハルトとリヒテンラーデ侯が後ろ盾になった事により皇帝として即位。当時5歳。 リップシュタット戦役後、フェザーンと帝国旧体制派により自由惑星同盟へ連れ去られ、銀河帝国正統政府の皇帝として祭り上げられる。 同盟降伏後には正統政府の構成員だったランズベルク伯に連れ去られ行方不明に。その後ランズベルク伯が逮捕された際に「死体」が発見されるが、その死体は同年代の別人の死体だった事が発覚。 結局その後どうなったかは不明である。 性格はこれまでまともに育てられていなかったためか自我の抑制が効かず、わがままなもの。 帝国から同盟へ移動する際に乗船した貨客船の船長(彼はエルウィンの素性を知らなかった)には「ちゃんとしつけてくれ、うちは山猫を運ぶ業者じゃない(要約)」と言われるほど。 また後日、帝国正統政府樹立宣言の中継を見た船長曰く「ローエングラム公が野心家か簒奪者か知らんがあのがきが皇帝じゃいずれ自分の国を齧り倒すだろう、他人のせいなものか」との事。 ■[余談]■ 若い頃は放蕩者で、総額54万帝国マルクもの借金を背負っていた。 しかも父親である先帝が金銭では締まり屋だったため、借金に追われて酒場の店主に土下座までしたこともあった。 これに対して貸し手側はさすがに気まずくなり、もし帝位に就いたら20倍にして返済する旨の証文を受け取り、実質的に債権を放棄した。 が、政争の果てに意外にもフリードリヒ4世が皇帝に即位したため、この証文は守られ、店主は借金の支払いを受けた。 追記・修正は借金を20倍で返済してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タグ一覧がエライ事になってる…w -- 名無しさん (2015-07-29 09 56 26) ロリコン皇帝陛下w -- 名無しさん (2015-07-31 02 56 37) ヤンと並んで、ラインハルトが生涯勝てなかった数少ないひとり。友人のグリンメルツハウゼンといい、老害だとなめてかかれない底の深い人物だった -- 名無しさん (2015-07-31 03 00 20) アンネローゼが後宮に入ったのって15歳の時だっけ? -- 名無しさん (2015-07-31 03 29 27) やる気があれば中興とまではいかなくても延命はできたのかな、本人は自暴自棄になってたけど -- 名無しさん (2015-07-31 04 40 48) フリードリヒ4世のモデルって誰だろう?作者が田中芳樹だから中国の皇帝かな? -- 名無しさん (2015-07-31 16 08 33) ↑2 やる気があっても末期状態の国を立て直すのは無理じゃないかな。せいぜい明の崇禎帝みたいな感じで終わる気がする -- 名無しさん (2015-08-01 15 45 21) ラインハルトがこの人の思惑を理解していたら簒奪はするだろうけど、掌の上で踊らされていた気分になってすげー不本意だっただろうなと思ってしまったw -- 名無しさん (2015-10-07 20 01 38) ↑2 不勉強で申し訳ない。師よ、崇禎帝とはなんぞや? -- 名無しさん (2015-10-21 08 46 16) 明王朝の最後の皇帝。衰退する明を建て直そうとして国政改革に取り組んだが衰退の流れを止めることができず、最終的に北京を李自成率いる反乱軍に攻め落とされ自殺した -- 名無しさん (2015-10-23 23 46 47) アンネローゼってこの皇帝のことどう思ってたのかね?憎んでいたのか、それとも少しは愛していたのかな? -- 名無しさん (2015-11-03 04 03 14) 愛してはいないけど嫌ってもいなかったと思う。何となくだが -- 名無しさん (2016-03-14 11 34 41) リヒテンラーデ以上に皇帝の本音を聞く機会は多かっただろうし、彼女が皇帝に抱く感情は「憐憫」が相応しい気もする -- 名無しさん (2016-03-14 12 14 27) アニメ版はまだ威厳があるが意見だったが、フジリュー版は本当に腐りきった権力者として描かれていたのが印象的。とはいえまだ健在の頃だし、幼いラインハルト目線の描写だから、また絵柄が変わっていくのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-03-14 12 22 20) 実の父親がアル中のクズだったラインハルトにとってはある意味この人は乗り越えるべき父親の代りだったのかもな -- 名無しさん (2016-04-23 23 05 35) ラインハルトに権力を与えることでゴールデンバウム朝を終わらせようとした4世、対して様々な策謀を弄してより積極的にタイタニア体制を破壊しようとした藩王アジュマーン。もしかしたら、この二人は動機こそ違えど似た者同士だったのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-06-21 18 20 21) ↑俺もタイタニアの最終巻読んでてこいつフリードリヒ4世じゃんwっておもった -- 名無しさん (2016-06-21 21 35 24) 4世もアジュマーンぐらい若かったらあんなことしたんだろうか……無理だな。それを阻止しようとする門閥貴族わんさかいるから。タイタニア一強のあちらの世界とは違う -- 名無しさん (2016-06-22 07 31 15) 実はラインハルトの最大の支援者だったという。漫画版だとかなり食えないおっさんてイメージ -- 名無しさん (2016-06-22 15 07 47) そう考えると、アンネローゼ様を奪い取ったのも、王朝を滅ぼすための計算だったのかもと……それはないな; -- 名無しさん (2016-06-22 15 50 50) ↑自分の息子を駒にして厄介なアリアバートを暗殺したアジュマーンだったらやりそうかもしれんが。 -- 名無しさん (2016-06-22 15 51 29) ↑7若いころは割りと女にモテたらしいし外見はフジリュー版よりアニメ版の方が近い気がする -- 名無しさん (2016-06-26 03 55 43) もしあと二年長らえていたとしたら、ラインハルトはなんの抵抗もできない老人にどんな復讐すればいいのかと苦悩したろうな -- 名無しさん (2016-07-30 23 18 57) なんとなくラインハルトが死後の世界で意気揚々と自分がゴールデンバウム王朝を滅ぼしたことを自慢しに会いに行ったら「もうとっくに転生しちゃいましたよ?」って言われて("゚д゚)となりそうな気がする -- 名無しさん (2016-08-01 19 50 32) ↑も、もしかしたら4世は転生してアジュマーンに!?(そんなことはない -- 名無しさん (2016-08-01 19 56 58) ↑2 もし会えて自慢してみても、笑顔で「よくやってくれた」とか言われてぐぬぬってなってるラインハルトが容易に想像できるな -- 名無しさん (2016-08-05 07 36 41) 銀英は老害みたいな奴がマジで不気味だったりするからな。かといって実は有能とかでもなく評価相応なんだけどそれだけでは終わらないみたいな -- 名無しさん (2016-08-05 21 26 50) ↑4~2 で、しょうがないから後を託して先に死んだビュコックたちと残されて後から来たシェーンコップ達の両方から文句と説教を受けてるヤンに愚痴りにいくと -- 名無しさん (2016-08-05 22 53 33) 正直ラインハルトが画家や商人で成功できるとは思えないし。アンネローゼを奪ったのが皇帝だったってのは、ラインハルトにとって不幸中の幸いだったかもな -- 名無しさん (2016-08-14 14 36 28) 絶対ないだろうけどエルウィン・ヨーゼフが実はフリードリヒ4世とアンネローゼの子供だったら面白いんだが -- 名無しさん (2016-08-16 01 34 30) ↑3 そんな二次創作、ぜひ読んでみたい!!ww -- 名無しさん (2016-08-16 07 29 14) フリードリヒ4世とアンネローゼの間に子供が生まれてたらラインハルトはどうしてたかな? -- 名無しさん (2016-09-14 09 48 39) アニメじゃまだまともで威厳のある風貌だったが藤崎版を見て『誰だこいつ!?』ってなったのは俺だけじゃないはず -- 名無しさん (2016-09-25 22 56 18) 状況がわかる程度の能力はあったが、それをどうにかできるだけの能力はなかった。結果現実から逃げた。だが、兄弟が死んで逃げた現実に引き戻された。そりゃ、ああなるわな。 -- 名無しさん (2016-09-27 06 18 55) しかし、五年二年長く生きていたら…とあるけど、逆に五年二年早く死んでいたら宇宙的に大惨事だったかもしれないな…。絶妙なタイミング…。 -- 名無しさん (2016-09-27 11 07 28) あのジジイにゴールデンバウム朝をどうすることもできないのも確かだろうな。内部から改革しようとすれば貴族たちに反乱を起こされてただろうし。 -- 名無しさん (2016-10-30 16 32 21) ↑本人もそれが分かってたからラインハルトにやらせたんだろうな -- 名無しさん (2016-10-31 05 25 05) ↑3ラインハルトは実力もあるけどそれ以上に凄まじく運がいい。敵も味方もラインハルトの邪魔になりそうになった時点で勝手に退場してくれる -- 名無しさん (2016-10-31 05 29 49) ラインハルトは悔やんでたけどもしもあの時点でキルヒアイスが退場していなかったらたぶん最終的に戦うことになっていただろうし。ラインハルトにとってはあの時点でキルヒアイスが死んだのはラッキーだったと思う -- 名無しさん (2016-10-31 05 38 39) 簒奪狙いでラインハルト姉弟を持ち上げてる、と政争の種が流されたら帝国はどうなっていただろう。同盟はネタを掴めなかったし保身のヤンやトリューニヒトは使えなさそうではある -- 名無しさん (2017-04-01 09 19 55) ↑2 どうだろうなぁ。ラインハルトとキルヒアイスはともに信頼関係堅いから、フェザーンあたりに状況証拠固められたりしない限りそんなことはないと思うが…… -- 名無しさん (2017-04-18 10 31 56) ↑少なくともオーベルシュタインはキルヒアイスを排除するつもりだったし、謀略でキルヒアイスがオーベルシュタインに勝てるとは思えない -- 名無しさん (2017-04-19 01 42 24) ↑そうだろうか。ラインハルト、オーベルの「キルヒアイスを副司令長官にするべきではない」プッシュにも拒否してたし、だけどロイエンタールの反乱の件もあるからなぁ。微妙かも。そもそも、オーベルはキルヒアイスがNo2に立つのを反対してるんであって、彼を排除しようとまでは考えてない気もあるが……。 -- 名無しさん (2017-04-19 07 55 46) 実子の死亡率が酷すぎる。こんなのをずっと見てきたら絶望して政治に興味無くして帝国滅びてもいいわって考えになるのも無理もない -- 名無しさん (2017-04-19 08 42 06) ある意味じゃグリンメルツハウゼン同様にラインハルトを息子のように思ってたんだろうな。当人が聞いたら激怒どころじゃないだろうけど -- 名無しさん (2017-05-13 22 07 02) ↑というかグリンメルツハウゼンがラインハルトにグリンメルツハウゼン文書を渡したのって実はフリードリヒ4世の指示だったんじゃないだろうか -- 名無しさん (2017-05-16 03 19 41) ラインハルト様の恨みを一身に受けてる身でありながら横暴・暗君エピソードがないあたり、実際は有能だったんじゃ と逆張りしたくなる人物 -- 名無しさん (2017-05-16 03 57 58) なんだかんだいって三十年以上一国の頂点に君臨してたんだから少なくとも無能ではないと思う。 -- 名無しさん (2017-06-07 04 25 12) 酒の余興にもならない抗争延々と見続けて、ラインハルトに会って「やっと終わらせてくれるのかな」って気持ちだったならきついよな -- 名無しさん (2017-06-26 21 29 23) あと二年、が叶っていたらラインハルトは立ち直れないダメージ食ってたかもなー。とか思う -- 名無しさん (2017-06-27 13 56 35) それにしても、フリードリヒ4世の項目はあるのにどうして、アジュマーンの項目はないのだ。やはり、知名度が低いからか?(汗 -- 名無しさん (2017-07-02 08 10 37) ↑(まずタイタニアの項目が)ないです -- 名無しさん (2017-07-02 12 15 29) ラインハルトの才能と野心を見抜き、動くことの出来ない自分の代役として白羽の矢を立て、”敵”であると同時に”支援者”にもなることで間接的にコントロール下に置き、腐敗を極めた挙句己から自分の人生と子供達を奪い取った帝国のシステムを崩壊へと導いた……こう書くと半端ない傑物にも思えてくる。 -- 名無しさん (2017-08-24 23 32 32) ↑、↑7 ラインハルトが恨んでいるのは母親のように愛してくれた姉を権力の横暴で奪われたという一点からで、他には若い時の浪費と多少の女漁りくらいで悪行の話は出てこないんですよね。この人がラインハルトの姉アンネローゼに目を付けたところが歴史の転換点だったんだなあと思える。 -- 名無しさん (2017-08-25 00 33 57) 今週のヤアングジャンプに登場したフリードリヒ死にかけてプルプルしてるくせにある種の怖さを感じた -- 名無しさん (2017-08-26 01 32 54) フジリュー版のサビーネが割と可愛くて好みのタイプだったな -- 名無しさん (2018-01-22 23 52 21) 凡人だけど色々と見る目はあったんだろうな。そんで帝国に絶望して自暴自棄に女に走ってたらその弟が傑物てどんどん成り上がってきて内心めっちゃ喜んでたんだろうなw -- 名無しさん (2018-06-13 21 22 16) 皇帝になってからも宮廷を抜け出してお忍びで遊びに出かけたりしていたらしい -- 名無しさん (2019-12-18 19 34 17) 若い頃は年上好みで今年下好みって、そりゃ自分が爺さんになったら年上の婆さんにムラムラしなくなるのは当たり前では…? -- 名無しさん (2020-08-10 22 07 18) もしこの人がスターヴォーズのパルパティーン陛下みたいなタイプだったら銀河の歴史はどうなっていただろうか? -- 名無しさん (2020-12-15 16 55 37) すみません。原作未読でDie Neue TheseのTVA版しか知らないのですが、左記のTVA版では娶ったアンネローゼに手をつけたのか、つけなかったのか分かりませんでした。普通に考えれば、肉体関係を結んだと見るべきだと思うのですが解説にある通り、厭世的でそこまで精力があるようには見えませんでした。アンネローゼを手に入れる為に労力を使い切ってしまい、後はコレクション的に手元においていただけ(SEXする気力さえ出なかった)のように感じます。見て着飾らせて終わっただけという可能性はないでしょうか? 原作や旧アニメ版についてどういう描写なのかご教示のほど、お願いいたします。 -- 名無しさん (2021-06-17 23 02 09) ↑もしそうだとすると完全にラインハルトの逆恨みになっちゃわないか? -- 名無しさん (2021-10-31 08 18 16) ↑2 旧作だとイメージですが抱かれと推測できるシーンがあります。原作はわかりませんが、どこかで「後宮には多くの処女が残された」といった記述を見たことがあるのでアンネローゼもそうだった可能性はあると思います。 -- 名無しさん (2022-03-29 17 30 28) 3↑藤龍版で宮廷に声がかかったときに笑顔ながら震えていたシーンを考えるとそういうことだと思うよ(肉体関係が前提) -- 名無しさん (2022-03-29 18 07 27) 自分の器を知っていて、貴族社会の腐敗もよく理解していたがゆえに王朝にたいして下手な延命措置をしなかったとおもわれる1人、ロリコンなのはそういった世界で育ったがゆえに無垢なものに惹かれる質だったのかもね(だが普通に犯罪) -- 名無しさん (2022-03-29 18 11 17) OVA版の中の人が同盟のサンフォード議長と同じなのは意図してのことなんだろうか。 -- 名無しさん (2022-08-05 13 08 24) なんやかんやで民に愛されたカイザーだったな -- 名無しさん (2022-08-05 14 33 01) ↑6それフリードリヒ四世じゃなくてオトフリート四世だと思う -- 名無しさん (2022-08-05 15 20 31) 決して無能ではないんだよな。ラインハルトの才能と野望を見抜いてゴールデンバウム王朝を滅ぼさせたラスボス爺さん。この人の掌の上でコロコロされていたとラインハルトが知ったら憤死するだろうなw -- 名無しさん (2022-08-25 09 43 47) ちなみに好物がフィッシュ・アンド・チップスと意外と庶民的 -- 名無しさん (2023-01-01 15 36 22) ↑8 「多くの処女が残された」は強精帝の記述ね。アンネローゼに関して言えば、原作では「妊娠させないようにしている」「15にして処女性を強奪され」くらいの記述なので実際のところは何とも(もともと作者がベッドシーン描くの苦手でできない言ってるし)だし、公的には処女じゃないしそれが事実かどうかはどうでもいい、くらいの扱いかと。 -- 名無しさん (2023-01-04 12 55 50) ↑4、↑ご指摘ありがとうございます。 -- 名無しさん (2023-01-04 15 15 03) 孫娘二人の遺伝的欠陥とあるけど、二人が発症してないなら血友病か色盲かな?実際、歴史上ではヴィクトリア女王が血友病遺伝子保因者、 -- 名無しさん (2023-02-21 11 13 49) 途中送信申し訳ない。続→彼女の息子、男児の孫が発症。エリザベートかサビーネに息子が産まれたら発症、短命で終わって断絶していたかもないな。帝国貴族って病気に関して何故か中世っぽい雰囲気がするし -- 名無しさん (2023-02-21 11 19 16) ↑あくまでもOVAのオリジナル設定だから。 -- 名無しさん (2023-02-21 12 59 46) エルウィン・ヨーゼフ2世がわがままってのはどうだろう。作中でエルウィンの対人への態度が描かれているのは誘拐時とその後の船内のみ、相手が誘拐犯とその仲間しかないので人格や素行を図る材料にはなりえない。誘拐犯二人はもちろん、暴力振るわれたメイドや噛み付かれた船員だって誘拐の共犯でしかなく怪我させられようと被害者とはいえないしもちろん暴れたエルウィンをわがままとも言えない。記事にある船長の台詞も自分が片棒を担いでる自覚もなく正当防衛といっていい抵抗した被害児童を非難したことになるし後に誘拐を知ってもエルウィンへのクソガキ扱いが変わらなかったからこれはむしろ船長の方がおかしい。 -- 名無しさん (2023-08-12 09 34 27) 皇帝に生まれたにもかかわらず平凡な人間って逆に非凡な人間だよね。もしも相手がブランデンブルグ公爵辺りだったらなら酒場の店主は首を切られてるぞ -- 名無しさん (2023-08-12 09 42 58) ↑2 原作では初っ端のセリフが「この者たちはなぜ跪かないのか」だから少なくともまともな育てられ方をされた子供ではない的な意味でわがままなクソガキは正しい、誘拐犯に暴力をふるっても自分に害が及ぶとは考えていない行動も正常な思考とは言いづらい。フジリューの漫画版は多少まともになっているらしいが -- 名無しさん (2024-01-27 22 00 05) ↑3 貨客船側からすれば夜逃げ亡命貴族ずれとしか名乗られてないだろうし誘拐された皇帝だとかは知る由もないでしょ、船員やメイドに噛み付くやら料理を投げ捨てるやらケダモノ以外の何と認識しろというのか -- 名無しさん (2024-04-22 16 28 12) ↑藤崎版はOVAに比べると威厳はなくて疲れた老人として描かれてるけど、その分底知れなさと不気味さが増していていい味出してた -- 名無しさん (2024-05-14 23 11 26) 名前 コメント
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